2013年4月29日月曜日

絶対ステキ

昨年、小生にとっての流行語大賞は「ステキ」だった。
この言葉、ある審査会で審査委員長のH先生が連発していた言葉。

「うーん、ステキなプランですねえ。」
「ここをこうするとステキなんですがねえ。」

どの申請者に対しても同じように発言していたので『褒め殺しか』と思ったほど。(笑)
この話を懇親会ですると、「そんなにいってましたかねえ」とはぐらかされた。

4月28日、「題名のない音楽会」を観た。
岩井直溥氏の吹奏楽曲(作曲・編曲)を特集したもので、演奏は、いつものシエナ・ウインド・オーケストラとともに、ホールでの演奏では東京佼成ウインドオーケストラ。実に聴き応えがある番組だった。
番組では、岩井氏自身が演奏のワンポイントアドバイスを語るコーナーもあった。
その中で、岩井氏は「後打ちのアクセントを強く出すことがポイント」(オブラディ・オブラダ)、「リズムは難しいがラテンパーカッションのリズムを合わせることがポイント」(ボレロ・イン・ポップス)などと語ったが、小生が一番印象に残ったのは、「(~すれば)絶対うまく演奏できます。」という言葉。
岩井氏に「絶対うまく演奏できます」といわれれば、『自分にもできるかもしれない』と思う。

この場合の「ステキ」は、まずは相手が考えたことをほめるということ。
そしてまたこの場合の「絶対」は、相手にやる気を与えること。

そういえば、小生が教員になり立ての頃(か、院生の頃)、雑誌『文藝春秋』のコラムで、高木東六氏が「家族そろって歌合戦」での審査についてこんなことを書いていた。

「私は、まずほめます、そして次に改善すべき点を指摘します。」

このとおりの表現ではないが(忘れてしまったので)、「まずほめる」という姿勢は、その後の教員生活に大きな影響を与えた(だから今でも憶えている)。

これからは、「ステキ」というセリフがこれに加わることになるかもしれない。そして「絶対にうまく行く」というかもしれない。

これ、絶対ステキでしょ?


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