2013年4月30日火曜日

さてどう使うか

今日で4月も終わり。
連休の谷間の今日は、欠席者が多かった。
こちらとしてはちょっと寂しいが、『大学生だから・・・』と自分で自分を納得させる。


「せんせー、これどうですか?」

数日前、生協で文具担当のOさんに声をかけられた。

「何これ?」
「生徒情報ファイルです、新製品です。」
「どう使うの?」

ということで、Oさんにいろいろ説明を聞いて、「とりま」ということで購入予約。
そして今日届く。



随所に工夫が施されていて、使えそうな予感。
しかし、ちょっとごつい。
これに報告レジュメを入れると、最終的にはそれなりの重さ、厚さになりそうな。
試行的に今度のゼミから使ってみるか。

そういえば、昨年12月、こんなことがあった。

「せんせー、これどうですか?」

文具担当のOさんである。

「何これ?」
「振動式スピーカです。」
「どう使うの?」

ということで、Oさんにいろいろ説明を聞いて、「とりま」ということで購入した。

このスピーカ、Bluetoothで音を飛ばす。
それをキャッチして音声出力するのだが、平らな机が振動して音を増幅する。つまり机がスピーカになる。
とりあえず、研究室の長机の上に置き、iPod Touchの音楽をBluetoothで飛ばしてみる。小さいのにかなりいい音を出す。しかも音が大きい。『音ってこうやって振動しながら進むのね』と得心させられる。



しかし、購入以降、バッグにしのばせて利用の機会をうかがっているのだが、一向にその機会が訪れない。

さて生徒情報ファイルの運命やいかに。(苦笑)

2013年4月29日月曜日

絶対ステキ

昨年、小生にとっての流行語大賞は「ステキ」だった。
この言葉、ある審査会で審査委員長のH先生が連発していた言葉。

「うーん、ステキなプランですねえ。」
「ここをこうするとステキなんですがねえ。」

どの申請者に対しても同じように発言していたので『褒め殺しか』と思ったほど。(笑)
この話を懇親会ですると、「そんなにいってましたかねえ」とはぐらかされた。

4月28日、「題名のない音楽会」を観た。
岩井直溥氏の吹奏楽曲(作曲・編曲)を特集したもので、演奏は、いつものシエナ・ウインド・オーケストラとともに、ホールでの演奏では東京佼成ウインドオーケストラ。実に聴き応えがある番組だった。
番組では、岩井氏自身が演奏のワンポイントアドバイスを語るコーナーもあった。
その中で、岩井氏は「後打ちのアクセントを強く出すことがポイント」(オブラディ・オブラダ)、「リズムは難しいがラテンパーカッションのリズムを合わせることがポイント」(ボレロ・イン・ポップス)などと語ったが、小生が一番印象に残ったのは、「(~すれば)絶対うまく演奏できます。」という言葉。
岩井氏に「絶対うまく演奏できます」といわれれば、『自分にもできるかもしれない』と思う。

この場合の「ステキ」は、まずは相手が考えたことをほめるということ。
そしてまたこの場合の「絶対」は、相手にやる気を与えること。

そういえば、小生が教員になり立ての頃(か、院生の頃)、雑誌『文藝春秋』のコラムで、高木東六氏が「家族そろって歌合戦」での審査についてこんなことを書いていた。

「私は、まずほめます、そして次に改善すべき点を指摘します。」

このとおりの表現ではないが(忘れてしまったので)、「まずほめる」という姿勢は、その後の教員生活に大きな影響を与えた(だから今でも憶えている)。

これからは、「ステキ」というセリフがこれに加わることになるかもしれない。そして「絶対にうまく行く」というかもしれない。

これ、絶対ステキでしょ?


2013年4月28日日曜日

がんばっぺ

光の広場では、今日、明日、「岩手・宮城・福島 応援物産展」を開催中です。

このイベント、勤務先のS先生のゼミ生が昨年に引き続き企画・運営しているもので、小生もかみさんとともに応援に行きました。この場合の応援は物産を購入するということです。
以前、S先生に聞いたところでは、売上金はそっくりそのまま出品している会社・団体に送り届けられるということで、まさに直接的に被災地にお金が流れるということです。買った人と作った人とがWin-Winの関係です。売っている人はボランティアですので頭が下がりますが、売ることで応援するということでしょうから、売っている人たちも「志金循環」の中にいるともいえるでしょう。

そういえば、S先生、「支援という言葉はあまり使いたくない、応援といいたい」と語ったことがあります。その意味するところは、援助する(=支援する)のではなく加勢する(応援する)ということなのかもしれません(あくまで想像ですが)。

この物産展では、同時に、2011年3月11日の写真と同じ場所の1年後あるいは1年半後の写真が掲示されています。
これはぜひ見て欲しいと思います。
結論からいえば、「がれきの撤去が終わっただけ」ということがわかります。
復興にはほど遠い。ため息が出ます。

忘れた頃に、忘れないように自分をその場に置くことが、今、何をすればいいかを考えるきっかけになります。

明日も開催していますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。
もちろん、S先生にも会えます。(笑)



大型連休だというのに・・・

まったく天候に恵まれませんねぇ。
今日は朝から冷たい雨が降り、しかも風も強いので寒さが身に染みるという表現を使いたくなるほど。
最高気温も5℃ぐらいで、こりゃいつ雪が降ってもおかしくない。

こんなときは室内の催し物に限るというわけで・・・。

光の広場に勤務先の吹奏楽部の演奏会を聴きに行きました。


10分ほど前に到着したのですが、ベンチシートはほぼ満杯で、さすが集客力があります。たまたま担当のM氏とも話をしましたが、M氏も「吹奏楽はいつも来るお客様とは違う方々が来ています」といってました。

アンコールを含めて35分ほどの演奏で、子どもたちが知っている曲も演奏して、会場はしばしブラスの響きに酔いしれました。

2013年4月27日土曜日

ベロタクシー6年目

今日の午前中はあいにくの空模様。
弱い雨ながらずっと降り続き、肌寒く感じるほどの気温。

そんな中、今年もベロタクシーの安全祈願祭に参列。
小生、単なる支援者なのだが、勤務先がラッピング広告を出しており、しかも担当者(代表者)が参列しないこともあって、小生が玉串奉奠するようになって3年目(昨年はチラッとニュースにも出たりして)。

今年は5台の車体すべてにラッピングがあり、ズラッと並んでいると楽しくなってくるほど。

カラフルのひとこと

全国的に見ればベロタクシー事業者の撤退が相次いでいる。理由はいくつか考えられるが、これまでに分かってきたことのひとつは、ベロタクシーのビジネスモデルは地域によっては適用できないことである。モデルが適用できる場所、できない場所がある。
そうした中で、6年目を迎えた札幌ベロはすばらしい。

できれば初乗りしたかったので、雨が本当に恨めしく感じた。

いざ、街の中へ。昨年に引き続いてSさんがドライバー。

そういえば、N4センター長、雨の中取材に来ていた。
詳しくは、センター長ブログを参照のこと。(笑)

2013年4月26日金曜日

消失クイズスタート!

ここ数年、この時期に職員の皆さんと話題にしていること。
それは・・・

エアーズロック消失クイズ!

勤務先の多目的グラウンドの脇に積まれた雪山。
これをエアーズロックと称して(ホンモノは見てはいませんが)、この雪が完全に消失するのはいつかを「入札」(予想)しています。

一昨年は6月12日、昨年は6月3日に消失したエアーズロック。
今年は今日から入札開始。締切は5月7日。

でも史上初の初雪が根雪となった今シーズン。積雪ゼロが4月12日(観測史上5番目に遅かったらしい)。
なので、あれこれ考えると入札は容易ではありません。
参考までにこの25日間のエアーズロックをあげておきますが、減っているのかどうか、なかなか判別できませんねえ。

4月1日

4月10日

4月15日

4月19日

4月25日

で、もし当たったらどうなるか?

「当選者には、入札者全員と食事ができる場を提供する。」

ま、結局、飲み食いするためのお遊びでございます。(笑)

2013年4月25日木曜日

ネタかどうか分かりませんが・・・

日経WEB版には就活探偵団という特集記事がある。
これは日経就職NAVIとの連動企画。毎回、なかなか面白い記事が掲載される。ただし、この記事は有料会員限定の記事なので、全員が読むことができない。
裏を返せば、有料会員限定の記事を全文引用すると「営業妨害」になりかねない。「有料会員になって」ともいえないし。なかなか厄介ではある。

とはいえ、ここ2回で面白い記事が掲載されたので、どうしても紹介したい。(笑)
というわけで、営業妨害にならない程度(?)に紹介。

そのひとつは「就活生があきれる『トンデモ面接官』」

就活を行っている学生さんが体験した面接官列伝が紹介されているが、その一番最後のエピソード。

 東証一部上場で年商1000億円規模のメーカーの面接を受けたときのことを明かしてくれた。
 「最後に質問は」と聞かれたので、「面接官の皆さんの入社志望動機を聞かせていただけますか」と尋ねたところ、みんな「えっ?」と意表をつかれたような反応。しばらくの沈黙の後、1人の面接官が「何となく受かったから……かな」と正直すぎる答え。「まずいことを聞いたかなあ……」と就活生は後悔し始めたが、今度は別の面接官から「君みたいに夢を持って入ってくる人はすごいよ」と尊敬するような眼差しを注がれたという。[日経WEB版、2013/4/17 7:00]

これ実によくできている。『ネタかな』と思ったほど。
面接官だってその企業を選んで就職活動して入社したのだから志望動機があったはず。それが「何となく受かったから…」というのでは、学生さんの方が目がテンになるだろうな、きっと。
でも案外そんなもんかもしれない。

そして次は「面接官が語る『こんな学生は勘弁してほしい』」[日経WEB版、2013/4/24 7:00]

この記事は業種ごとにちょっと変わった就活生を紹介しているのだが、これまた『これはネタでしょ、絶対』という思うエピソードが多数紹介されている。そのうち5つを・・・。

情報 話の長い学生には困ります。特にエントリーシート(ES)の内容を丸暗記して、延々と話す学生。「ESに書いてあるままじゃないか」と止めに入ろうとしても、怒涛のごとく話し続けて止めるタイミングがないこともあります。 

ふむ、推薦入試でよくあるパターン。高校時代の癖が抜けないのだろうな、きっと。

建材 こちらから問いかけないと名前も言わない学生もおよそ3割はいます。「○○建材の○○です」とこちらから自己紹介して名乗ってもらうように仕向けますが、それでも気づかない。仕方がないので、面接の最後に「○○大学の○○さんですね」と確認するとやっと気づいて青ざめる学生も。高卒の就活生のほうが面接会場への入り方から出るまで練習しているので、よほど挨拶の基本がしっかりしていますよ。

これは大学生にとっては耳が痛い話かも。
でも練習した高校生が怒濤のごとく話し続けるのは許すのかな?

広告 「サークルを立ち上げた」というので、リーダーシップがある学生かなと期待して掘り下げて聞いてみたところ、部員は自分を入れてわずか2人。これでサークルといえるんですかね。

これは絶対ネタですよね。いや、就活生が使うという意味で。

百貨店 「尊敬する人は」の問いに「父親」と答える学生がとにかく多いですね。最近の就活生の父親は立派な人が多いのかもしれませんが、「ちょっと世間が狭いんじゃないの」と言いたくなります。

行動範囲はそれほど広くないからな。
父親を尊敬しているというのはいい、どこが尊敬に値するかを訊いてあげなくちゃ。

電機 面接が終わると帰り際、「お体にお気をつけてください」と学生に言葉をかけられたことがあります。余裕があるのか、それとも心証を計算に入れた発言だったのか。悪い印象は特にありませんが、不思議な感じでした。

中国人留学生は、講義が終わると「お先に失礼します」といって外に出る。
最初は不思議な感覚だったが、慣れると、「はいはい」ってなもんである。

このブログ(O's Note)はあまり告知していないので、学生さんが読んでいるかどうかはわからないが、他山の石として欲しい。

2013年4月24日水曜日

緊急のお仕事

『社会貢献なのだろうなあ』と思いつつ関わっている活動がいくつかある。

自分では『好きでやっている』と思っているので、それほど苦になることはないのだが、しばしば緊急事態が発生して小生を慌てさせる。

3月に話があって、そのときにはのんびりと構えていたのだが、依頼は突然やってきた。
昨日午前中に「かくかくしかじか」とメール。
それに対して「これとあれが揃っていないとダメですね。」と小生。
すると「そうですよね、すぐに提出してもらうようにします!」
ここまでは良かった。

「で、提出されたとして、いつまでに仕上げればいいのでしょう?」
「明日の午前中までに。」

ガガガ!

午後になってもリクエストした書類が届かない。
夜は・・・
例によって少し呑む。

呑んでいい調子になってメールチェックすると届いてた。
『どうせ今夜中には無理だな』と思っていたのがいけなかった(作成するのがちょっと頭と時間を使う書類だったので)。

送られてきた資料に基づいてほぼ半日を費やして報告書作成。
提出したのは、 期限のちょうど10分前だった(期限といってもそれほどリジットなものではないけど)。

社会のお役にたってるのかしらん。
自己満足か、やっぱり。
 
これを作成したわけではないので誤解なきよう

2013年4月22日月曜日

ツケ

「現金仕入のため掛売お断りします。」

小料理屋のカウンター前の壁に短冊状の紙や板きれに書いてあったのを見たことがある。
しかし当時は、その意味が分からなかった(いつの頃見たのかも不明)。

その後だいぶ経って、売掛金という勘定科目が将来お金を受け取る権利をあらわすということを知り、『なーるほど』と膝を打った。
その日の料理の食材は現金で仕入を行っており、その日に消費した分(客に提供した分)はその日のうちに現金で回収しないと明日の仕入が困る。
お店の内実を明かしてお願いしているように見えるが、理由はどうあれ、「ツケはダメね(認めないよ)」ということだ。

ツケはいうまでもなく付けである。

つけ【付け・附け】〔名〕
(1)つけること。
(2)書きつけ。勘定書。また、借買いすること。「―がたまる」[広辞苑第6版]

「借買い」などという言葉を初めて聞いたが、お客の側から見れば「後払いで今日呑まして」。
「行き付けのお店だから」「お得意さんだから」という暗黙の了解(人間関係?)があるからこそ、ツケが成立するのだろう。

で、今日の話はツケがメインではない。
最近、新聞などで民法改正の動向が紹介されている。
最近では、こんな記事がある。

ツケの時効(消滅時効)は1年というのも、昔々聞いたことがあり、当時『踏み倒すには1年間逃げ回ればいいのか』などと不埒なことを考えたりもした。
今回の民法改正では、職業別に定められていた時効を5年に統一することが検討されているようだ。
個人的には1年がいいのか5年がいいのか、あるいは全職業統一がいいのか、まったく見当が付かないので判断は差し控えるが、 5年というのはいかにも長いように感じる。
借り手から見れば、5年間は債務が残り続けることになるし、貸し手側から見ても悠長に待ってられないのではないだろうか(本質は違うところにありそうだが)。

そういえば、現代のツケはクレジット払いといえる。であれば、ツケそれ自体は一般化しているといえるのかもしれない。ちなみにクレジット契約の時効は原則5年であるらしい。






2013年4月21日日曜日

近隣の駅にて

うーん、思わず写真を撮ってしまった。 


淋しくて言うんじゃないが~帰ろうかなあ~♪

Team H

昨日は朝9:30から20:00まで審査会だった。
集合は9:00でブリーフィング。審査それ自体は9:30から18:20までで、引き続き委員会。
そして最後は交流会。

この委員会のメンバーは専門領域がバラバラ(事務局がそういう差配をしているのだが)。
委員会ではいいたいことをいい、意見の相違もあるのだが、最後はうまく収束する。昨年度から1年更新で同じ顔触れではあるが、昨年の第1回からいい雰囲気だった。これはひとえに、委員長のH先生のキャラクターに負うところ大だ。H先生が場づくりへの気配りができるからこそ、うまくいくのであろう。

それにつけても、長時間の審査にもかかわらず、終電がなくなるまで交流するというのは、どうなんだろう。(苦笑)



2013年4月20日土曜日

お座敷もの

『久しぶりに恩田陸、読んでみようかな。』

以前、『いのちのパレード』を読んで、何とも不思議な感覚にとらわれた記憶がある。あの感覚をもう一度、というわけである。

恩田陸『私の家では何も起こらない』(文庫ダ・ヴィンチ、2013年2月)

本書は、どこか海外の、小高い丘の上にある古ぼけた屋敷を舞台にした10の短編の連作である。作家自身の言葉を借りれば「お座敷もの」の集大成だそうである。

古ぼけた屋敷。今では幽霊屋敷と呼ばれる。
ここに一人の女流作家が引っ越してくる。誰も住みたがらないこの屋敷には、過去に凄惨で猟奇的な事件がいくつかあり、人を寄せ付けない気配が漂っている。
その屋敷に引っ越してきた作家。この作家の叔母は、20年以上も前にこの屋敷の主だった。そこに吸い寄せられるようにやってきた。
やがてこの屋敷にまつわる過去の出来事が語られる。

面白いのは、短編ひとつひとつの視線である。
語り手はすべて過去に起こった事件の当事者たち。それはアップルパイを焼く姉妹であり、幽霊の研究者たちであり、誘拐された子どもたちであり、あるいは屋敷の修理を任された大工の親子たちであり・・・。それぞれが自らを襲った事件、あるいは巻き込まれた状況を語っていく。

物語自体は軽いタッチで進む。そして時々、ゾクッとする場面が登場する。たとえば「奴らは夜に這ってくる」は、描かれた情景を想像して終始背中がゾクゾクした。しかしそれは、たとえ猟奇的であったとしても、奈落の底に突き落とされるような恐ろしさではなく、ほんの一瞬の恐さで終わり、その後は滑稽でさえある。

決して謎解きものではないが、最後の1編「附記:われらの時代」で、それまでの物語の「総括」が行われる。あればあったで『なるほどね』と思えないこともないが、なくてもまとまりのある短編集ともいえる。

モチーフとして語られるのは生者と死者の交流である。これは外題ともなった「私の家では何も起こらない」の中のセリフとして使われているが[p.9]、この屋敷の中では生者と死者が同じ位置付けで採り上げられている。死者の影を見た生者はおののく。読み手もおののく。(笑)

そしてもうひとつ、一番最後に哲学的なセリフが引用される。
「世界は人類なしに始まったし、人類なしで終わるだろう。」[p.209]
これはレヴィー・ストロース(フランスの哲学者)の一節を引用したようであるが(実はストロースのことはほとんど知らない・・・苦笑)、この世は人類が生まれる前には人類はなかったし、人類が滅びたのちにも人類がいないということから、人類がいる間(期間)に存在するものは生者と、最期となった死者のみということになる。であれば、生者と死者が同じ位置関係で語られても不思議ではない。

本書のどこかで語られていたが(ブックマークするのを忘れた)、今現在、生者しかいないからといって、死者とは無関係であるとはいえない。なぜなら、その土地には長い歴史があり、住んでいる人が知らないだけで、その土地で、その家で、いつの時代にか人が死んでいるのかもしれないのである。そしてそうであれば、その土地、その家には死者が存在していることになる。生者と死者はいつも「共存」しているのである。
なかなか面白い発想である。

『いのちのパレード』とはまったく異なるジャンルであるし(空想するという点では同じかもしれないが)、何より読みやすさがどんどん小生を生者と死者の交流に引き込んでいった。そして気が付けば、時計の針は午前3時を指していた。

2013年4月19日金曜日

ひそかに進行中

3年前までは怒濤の金曜日だったが、今年度はフツーの金曜日。
今朝は時ならぬ雪に見舞われたが、Ⅰ講目の授業は順調に始まり、順調に終了。
でも受講生の皆さんの中には眠かった学生さんが数名。
寝かせない努力も必要。

午後からは明日の仕事のための準備。
同じような内容の申請書を読むというのもしんどい。
しかしそれだけ課題は一緒というわけで、社会問題ともいえる。解決するのは難しい課題ではあるが、意識が高い方に頑張ってもらわなければならない。それを支援するのが小生の役目。

そして数日前から、ひそかなプロジェクトに着手。
あれこれやらなければならないときというのは、あれもこれも同時に進行してしまうもの。
できることをできるときにやる。
これしかない。

2013年4月18日木曜日

なんだかなあ

最近少しブルー。(苦笑)

残務処理とでもいえばいいのだろうか、いくつかの相談や質問が来ている。
中には新しいメンバーで考えればいいこともあるので、わざわざこちらに確認するまでもないと思わないでもない。
困るのは『それを表に出すの?』という案件。
表に出ないことを想定して調整しているにもかかわらず、それを表に出そうとする。表に出て困ることではないが、出さなくてもいい、むしろ出してしまうと別の誰かが迷惑をこうむる。

人が変われば新しい発想でことが動く。
それでいいと思うのだが、どうもそうではないらしい。

2013年4月16日火曜日

今日のニュース

小生のiPod Touchにはニュースを読むためのいくつかのアプリがインストールされている。
その中でも利用頻度が高いのがこれ。

SmartNews(スマートニュース)

朝、昼、夕方の3回、ニュースが配信される。小生は8:00、12:45、18:00に設定(初期設定状態かも)。

このアプリ、オフラインでニュースが読めるところが最大のメリット。
オンライン状態の時には、収集された記事のサイトにつながるが、小生、オンライン状態であってもオフライン状態の画面を読むことが圧倒的に多い。



少し説明すると、記事は、本来のサイト版とオフライン版の2つが配信される。本来のサイトでは画像などもそのままに、PCで読むのと同じ。一方、オフライン版は、画像も時々添付されているが、基本的にテキストのみ。

なので、読みたい記事を文字情報をメインにして読むことができる。
小生、通勤でバスや地下鉄を利用する場合、その乗車時間は極めて短い。そんな短時間でも記事を3~4つ読むことができる。

カテゴリ(チャンネル)は「トップ」を含めて12に分かれているが、Twitterはやっていないので11のカテゴリの記事を読む。しかし、そのすべてを読むことは到底不可能なので、いつもはトップ、国内、国際、政治、テクノロジーあたり。
カテゴリは、自分の興味に合わせて、配列を変えることができるのもGood。



ただ、以前、このアプリは法的に問題があるのではないかというWEBニュースを読んだことがある。解決されたかどうかは不明だが、使い勝手がよく、ニュースを効率よく収集できるだけに、存続してくれることを祈るのみ。

2013年4月15日月曜日

キャッチコピー

思わずニヤリとしたコピー。

The small school with a big difference

海外の語学学校から娘のところに届いたメールの、一番最後にさりげなく書いてあった。このコピーの前に学校名が書いてあり、それに続くコピー。

使われているどの単語も日本でもお馴染みのものなので、いろいろと応用できそうである。

たとえば、

The small shop with a big difference(一般的)

The small FM with a big difference(敬意を表して)

The small pub with a big difference(自分の趣味か)

こういういい回しっていうのは日本語にはできないような気がするなあ。
ちなみに、 ネット上にはSmall School, Big Differenceといういい回しを使った記事がたくさんあるので、慣用されているいい方なのでしょうね。

2013年4月14日日曜日

小さな交流・大きなまちづくり

昨夜は隣人A氏と久しぶりに呑んだ。
美味しそうな山形の日本酒が手に入ったが、そもそも日本酒を味わって呑むということができない小生。こんなときはA氏に手伝ってもらうことにしている。少し前に、A氏からワインをいただいたこともあり、そのお返しの意味も込めて。



最初は穏やかに呑むも、最後はやっぱり口角泡を飛ばす展開に。(笑)
でも楽しかったことには違いがない。

そして今日は、やや体調が優れなかったが町内会の総会に参加。

第29回目となった町内会総会。何かとお世話になっている町内会長に敬意を表して毎年出席している。
現在、町内には2,735戸があると聞いて、ますますマンモス町内会になりつつあることを実感する。総会には214名が出席していたというから、住民の意識も高い。昨年、我が町内会に加入したS先生も、当然出席。

驚いたことに、現町内会長は今期で勇退するとのこと。役員改選名簿で知る。
勇退する会長さん、副会長9年、会長8年。小生がここに引っ越してきてからずっと副会長、会長職にあったことになる。
その会長が退任すると聞いて残念至極。
いつもは総会だけで帰宅していたが、急遽、交流会にも飛び入り参加。

いやー、呑まされた。
昨日まで3日連続で呑んでいたので今日はノー・アルコール・デーのつもりだったが…。

日頃から交流のある地元の小中学校の校長先生、教頭先生も来賓として招かれていて、「まあ、一杯。」(笑)

そういえば、のど元の小骨が外れた一件。
交流会には地元選出の議員の他に区長も来賓として出席していた。
この4月に区長の交代があり、数日前に区役所で名刺交換したのだが、最初に見たときに『どこかで見た顔だなあ』と思っていた。
しかしどうにも思い出せない。
今日、挨拶のために区長のところに行って雑談をしていて「あっ!」

小生、地下鉄会議のメンバーである。
聞けば、区長は地下鉄会議の団体に所属していたことがあったとか。地下鉄会議には、この団体の役付きが全員陪席するのだが、その一人として現区長が出席していたわけだ。直接話をすることはなかったのでお名前までは存じ上げなかったが、顔だけは小生の脳裏に残っていた。

うーん、どこで人間がつながるか、わからない。
だから面白い。

蛇足ながら、S先生も小生と同じように呑まされたのはいうまでもない。(苦笑)



2013年4月13日土曜日

第1週終了

勤務先は今週から授業が始まり、昨日で第1週が終了した。
第1週は履修登録期間ということもあり、『(履修を)迷ってるふり』をして第1週の授業に出ない学生がいても不思議ではない。
もっとも小生の場合、第1回から出欠確認をするので、 迷っている学生は1回欠席になる。

で、今日は来週の授業準備のため出勤。
ついでにキャンパス内を散策。(笑)
小雨がぱらつくこともあって、散策するにはコンディションは良くなかったが、8℃ぐらいの気温で風がなかったため、そんなに寒さは感じなかった。

まずは中庭。
あれだけ雪があったのに、もうほとんど消えてなくなった。


その中庭の芝生の中に、小さな春を見付けた。
このクロッカス、数年前に植えて、最初の春は目を楽しませてくれたが、昨年は小さな花を付けたクロッカスが点在する程度になってしまった。


研究室から外を見ると、建物の上に作業員の姿。
ダクトの清掃だろうか。


昼食後、思い立ってある場所へ。
そこに通じる木道には行く手を阻むような雪山。(笑)


雪山の脇の雪が融けたところを歩く。
すると見えてきた。
そう、水芭蕉池。


池のほとりまでは行けず、上からのぞき込むと、ポツリポツリと池の中から葉が出ていた。
毎年、4月下旬には可憐な仏炎苞が見られるが、今年はどうだろうか。



2013年4月12日金曜日

涼介ではなく悠介

我が家の子どもたちにはいろいろ教えてもらえる。
ずいぶん前に教えてもらったのが、Hey! Say! JUMPなるグループで、彼らが歌っている歌がなかなかよく、1曲だけ必死に覚えてカラオケで歌ったりした。

このグループに山田涼介というイケメンがいる(わが輩には子ども世代だけど)。
小生が山田涼介の名前を覚えたての頃から、生協の書籍コーナーに似たような名前を持つ作家の文庫が並び始めた。
どちらもあまり興味がないこともあって、娘とHey! Say! JUMPのメンバーの話をしていて、でまかせに名前を口走り、娘から「ちがうよ~」と指摘されることがしばしばあった。

ところで最近、思い立ち、生協に並んでいた本を手にしてみた。

山田悠介『ニホンブンレツ』(文芸社文庫、2013年2月)

300ページを超える文字数の本を一気に読ませてしまうのはさすが。
こういった、テンポだけを追求した物語、嫌いではない。

カタカナで書いてはあるが、日本分裂である。
東京都知事・金平が大阪の悪口をいう、「大阪は黙って中央に従っていればいい」と。これに大阪側が激怒し、大阪府知事となった横山が鎖国政策を実施する。このことにより、2027年2月11日、東経138度のラインで日本が東と西に分断される。そこには東西の壁まで構築される。

主人公は東条博文。広島出身でありながら東京の大学に通い、東京で小学校教師になった。彼には大学時代に同じ広島出身の彼女、西堀恵実(めぐみ)がいた。しかし恵実がたまたま帰省していたときに日本の分裂が決まり、ふたりは離ればなれになってしまう。
ストーリーは、彼女に会いたいという一心で西側に入った博文の西側での足取りを追いかける。そして無事彼女に再会した博文と彼女がどうなったのかまでを描いている(結末はネタバレになるので書かない)。

希有壮大にして荒唐無稽。(笑)
先ほども書いたが、じっくり読ませるという類いの本ではない。とにかく先を急がせる本である。なので、プロットさえ楽しめればそれでいいと割り切る必要がある。

たとえば『ジェノサイド』(高野和明)は、希有壮大にして荒唐無稽ではあっても実に緻密に物語を紡いでいる。またたとえば『ケースオフィサー』(麻生幾)もスピード感が感じられるが、齟齬や無理がないように緻密にストーリーを展開している。
それに比べれば、本書はただただスピード感だけを重視しているように思える。もし本書のプロットを『ジェノサイド』ばりに緻密に構成しようとすれば、2倍、あるいは3倍の文字数を必要とするかもしれない。

読みながら『この本は、もしかしてコミックから文字おこししたのかな』と思ったが、どうやらそうではないようだ。いっそのこと、コミックにすればいいのに。文字の足りなさを絵が補えるし。

読み終えてみて、ひとつ気になったことがある(いろいろ気になることはあるのだが目をつぶる)。
西側は階級制を導入し、トップには独裁者をいただき、しかも奴隷、平民、華族という身分がある社会として描かれている。
こうした描き方をする場合、少なくても自分の出身地側を醜く描くことで軋轢を少なくしようと考えるものではないだろうか。
調べてみれば、山田氏は東京の出身。
これはどうなのか。
著者自身がニホンブンレツの導火線という役回りなのか。(苦笑)

2013年4月11日木曜日

レシートが欲しくなる。

3月初めから利用して、いまだに飽きていないアプリ。

ReceReco(レシレコ)
※リンク先はFacebookページ

レシートをカメラで撮れば、下記のような情報を記録することができる。
・日時
・店舗名と電話番号
・品名



これに少々手間をかけると次のようなことができるようになる。
・品物の写真を撮って貼り付けると、写真一覧が作成できる。
・費目に分類すると、費目ごとの支出割合が表示できる。



OCR(文字読み取り)がここまで進んでいることを実感する。ただし「ラーメン」は間違いなく読み取れるが、「ラーメン」は「ラーソン」になってしまう。つまり全角文字は問題ないが、半角の文字はうまく読み取ることができない。なのでしばしば修正が必要となるが、その頻度はかなり低い。

また店舗名は電話番号から特定している。なので読み取った電話番号が違っていると別の店舗名が表示されるか、候補がないままとなる。電話番号を修正すれば正しい店舗名となる。この間違いも頻度はかなり低い。
電話番号情報っていうのはスゴイものである。ちなみに拙宅の番号を入れても何も出なかった。(苦笑)

で、これがスゴイのは、読み取った情報をEvernoteに転送できるのみならず、CSVファイルとしてPCに保存できる点。Excelファイルは開始日と終了日を指定できる。
ファイルに記載される項目は年・月・日付・曜日・時間・店舗・電話番号・費目・詳細費目・品名・金額(円)・メモ・タグ。
これを加工すれば、支出に関する家計簿ができてしまう。

今までもらわなかったレシートも、積極的にもらうようになった。
いつまで続くか。

立ち上がり、良好

今日は今年度最初のゼミ。

昨日、I先生のゼミでの様子をお伺いし、こころして今日のゼミⅠに臨みました。
一通りゼミでの心構えやゼミの内容などを説明した後、ゼミ生に自己紹介をしてもらいました。
所属学科と名前を述べてもらったあと、「最近、楽しかったこと、うれしかったこと」を披露してもらいました。

「春休みに友達と函館に遊びに行った」「映画を観て、予告編で自分が好きな映画の予告があった」「初めてアルバイトをして給与明細を受け取った」などなど、プチハッピーな出来事が披露されました。
おかげで、一気に和気藹々。

続くゼミⅡは、自己紹介することはありませんでしたが、前期中の課題を与えると、早速ゼミ生全員が予想以上ののめり込み。(笑)

今年はゼミⅠもゼミⅡも14名でのスタート。
いい1年になる予感を持ち、第1回目、終了。

2013年4月10日水曜日

やられた!

とある銀行にて。

「お客様、10万円を超える振り込みですね?」
「そうです。」
「実は法律が変わりまして、10万円を超える現金でのお振り込みでは確認手続きが必要になりました。」
「はい。」

確認手続きといえば身分証明書。そして通常は免許証。
これまでもそうだったので免許証を差し出す。

「それではコピーを取らせていただきます。」
『えっ?』

免許証の番号を控えられたという経験はあるが(たとえばリサイクルショップなどでものを売るときなど)、コピーまで取られるのは稀。
しかも自分の金子(きんす)を社会的に認知されている組織に送金するのに、である。

「そしてこちらの用紙にもご記入いただきたいのですが。」
『えっ?』

見れば、A4用紙に日付、氏名、職業、振込目的などを書く(選択する)欄があり、そこにも記入を求められた(ここに記載されているものと、ほぼ一緒)。

「それではおかけになってお待ちください。」

何とも厄介になったもんだ。
待っている間、窓口の下のポスターを見ると、「犯罪収益移転防止法について」との文字。
どうやら4月1日から法律が改正になり、現金による振り込みでは本人確認が厳しくなったようだ。

『こんなだったら、通帳からの振り込みにしておくんだった。』とは思ったが、これもいい経験。
ここまでしなければならないほど、マネーロンダリングが行われているという証左なのだろう。

帰りしな、一瞬の夕陽


2013年4月9日火曜日

電脳環境の変化

O's Noteは、ゆえあって2011年4月から2013年3月まで休止していた。
この間、小生の電脳環境はモバイル機器やソフト(アプリ)、あるいはSNSによってかなり変化した。

まず、娘が使っているのが羨ましくてiPod Touch 4Gを購入したのは2010年11月。これによって紙の手帳を捨てた(→そのいきさつ)。

2年後の2012年11月に5Gに変えた。より薄く軽量化され、しかもインストールするアプリが5G用に移行していたため(4Gでは使えないものもあり)乗り換えた(ま、新しいのが欲しかったというのが本音)。
このことにより、たくさんのアプリを試行しつつ現在に至る(利用しているアプリの紹介はおいおいと)。

使う頻度が高くなって充電回数も増える。


次に、デジカメ。
実行したのはコンパクトデジカメのWi-Fi化である。
すでにWi-Fi機能を装備したコンデジもたくさん発売されている。また同僚のS先生がGPS機能付きのコンデジを使い始め、内心では『すごいよなあ』と思っていた。
ただ小生は、コンデジはそのままにしてSDカードによるWi-Fi化を行った。小生にとってポケットに入れて使うことが多いデジカメは軽量コンパクトであることが最重要項目。それでいて写真のアップロードを自動化したい。しかも位置情報も記録できればなお可。(笑)

導入したSDカード、かなり重宝している。何しろ、電波があればWi-Fi付きSDカードがキャッチして指定のPC(もちろんモバイル機器にも)やWEB上のストレージにも画像を自動でアップしてくれるのである。もともとの画像が大きいので強い電波でなければアップロードに少々時間がかかるが、自宅ではまったくストレスなくアップロードでき、もはやSDカードを本体から抜くという作業がほとんどいらなくなった。しかもややズレがあるものの、WPS(ワイヤレス・ポジショニング・システム)を使ってジオタグまで付く。

また、ホテルのブロードバンド回線モジュラージャックにつなぐことで、ノートパソコンもiPod Touchも同時に使えるWi-Fi機器も入手した。これが2,000円程度で買えるのだから驚く。

こうやって振り返ってみると、何よりWi-Fi(無線LAN)環境がかなり進展していることが大きい。
従来からモバイル通信機器(モバイルルータ)を使っていたが、部分的にでも無料で使えるWi-Fiネットワークが利用できる素地ができてきた。
もはやパソコンを使えることがスキルではなく、それに加えて無線LAN環境を使いこなせるかどうかが重要なスキルになってきたように思う。

さらに、昨年2月から友人に誘われてFacebookを、その後、子どもに誘われてLINEなども体験中である。どちらもリアルタイムでやりとりするためにはやっぱり電話回線かWi-Fiが必要であることは間違いないが、どちらもPCを活用しつつ遊んでいる。

スマホが一般化したことによって、スマホでのWi-Fiやテザリング、あるいはSNSなども花盛り。電波を気にせず利用できるのは羨ましい限り。
ただ古い人間のため、電話がアノ形なのはどうにも許せない。
ならぬものはならぬ。(苦笑)
なので、小生は当分、ガラケーだろうね。

2013年4月8日月曜日

もうひとつの袋は必要なのか。

かつてフロッピーディスクに文書が保存できることを知り、『すごいものができたなあ』と感じたことがある。その後、USBストレージ(USBフラッシュメモリ)が登場したときにも『こりゃ便利』と思ったものである。

ところで最近はクラウド・コンピューティングが一般化している。
言葉は知らなくても、TwitterやFacebookなどを使っている場合は、知らず知らずのうちにクラウドを使っていることになる。
文字情報にせよ、画像(動画)にせよ、自分の手元にあるファイルは、自分の袋(入れ物)に入れているが、それをクラウドに向かって投げ入れているのである。そしてそれは、投げ入れた本人が削除しない限り残り続ける。

ここで疑問が湧く。
クラウドに向かって投げたファイルはどの袋にたまっているのか。

たとえばこのブログも、利用しているブログシステムは画像の保存先が見えるようになっている。Picasaというウェブアルバムに専用のファイル・フォルダがあり、その中にアップロードした画像が保存される仕組みである。
その保存容量5,120MB !
どれほどの画像が保存できるのが、まったく想像も付かない大きさである。しかもこれが無料のサイズで、有料ながら容量をアップグレードすれば16TBまで利用することができる。

ここで再度振り返れば、アップロードした画像はどこのどんな袋にたまっているのか。

クラウド・コンピューティングといっても、自分の袋からどこかの会社が持っている袋に入れ替えているに過ぎないと思う。そうであれば、世界中のユーザが投げ入れるテキストや画像や動画を入れておくための袋(サーバ)は、クラウドではなく装置として存在しているわけだ。

ここで問題を感じる。

こんな情報もある。こんなものもある。

装置を置くためには土地が必要になる。
装置を動かすためには動力がいる。その動力は電力である。
これって、実はものすごい無駄なことをしているのではないか。

といいつつ、クラウドに向かって今日もブログを書く矛盾。(苦笑)

朝から激おこっ!(笑)

今日の授業に備えて、朝のうち、今日使う資料をリソ。

しっかし、リソも久しぶりにフル稼働させられて迷惑がっているのかもしれないが、用紙サイズが感知できないとか、ドラムに紙が詰まったとか、マスターがなくなったとか、あれこれ注文を付けてくる。挙げ句の果てに「復帰動作しています」ときたもんだ。

悔しいので証拠写真を撮る。

通常であればほんの2~3分で終わる作業に手間取る。
激おこ!

午後から最初の授業に臨む。
2年のブランクがあったからか、余計なことも含めてしゃべりすぎた。
少し反省。

でもやっぱり学生さんと対面するのはいいなあ。

2013年4月7日日曜日

赤字

勤務先は明日から前期の授業が始まります。
そして明日、早速2年間担当していなかった科目からスタートしますので、ワクワク感とともにドキドキ感もあります。

ある新聞のWEB版にこんな記事が掲載されました。

国税庁によると、黒字申告の法人の割合はバブル期の89年は約50%だったが、その後の景気低迷で年々低下し、リーマン・ショック後の10年度は約25%と過去最低を記録した。所得が赤字やゼロだったと申告(無所得申告)した法人には法人税がかからないため、国税当局は、故意に赤字に見せかける法人もあるとみて、無所得申告の法人の重点的な調査に乗り出している[毎日jp、2013年4月5日2時30分より一部転載]。

見出しは「ニセ赤字法人:1万8,264件 3年で2兆円超申告漏れ」
所得が赤字やゼロだったと申告(無所得申告)した法人をニセ赤字法人というのだそうで。

2009年7月から2011年6月までの3年間を対象に調べてみると、赤字で決算を終えたはずなのに、本当は2万社弱が黒字だったというわけです。記事によれば、申告漏れの総額は2兆4,468億円、追徴税額は1,446億円だそうです。

先に引用したように、バブル期は約50%が黒字だったのが2010年度にはその割合は約25%まで下がっています。

国税庁の『会社標本調査』(法人企業の動向)で少し正確に数字を見てみます。
まずこの調査は日本の法人(いわゆる会社)を対象にし、その実態を明らかにすることとともに、租税行政に活かすことを目的にしています。

この調査の平成23年度分では、法人数は257万490社です(連結子法人の数(8,103社)を除く)。
実は日本の会社数の正確な数はわかりません。活動実態がない、休眠中の会社があるからです。その意味で、『会社標本調査』以外にも統計調査はありますが、「税金」という視点で調査をした『会社標本調査』がもっとも網羅的であるといえます。

さて法人数が257万社。
そのうち、黒字法人は711,478社、欠損法人(いわゆる赤字法人)1,859,012社でした。
黒字法人71万社、赤字法人186万社。赤字法人の割合は72.3%です。
赤字法人がいかに多いかがわかります。

ところで、先の引用では国税庁は赤字法人のうち16万3,877社を調査したことになっています。そのうち1万8千社が「ニセ」だったというわけですから約10%が本来は黒字だったはず、ということになります。

ただ残りの90%の法人は実際に赤字だったということもいえます。不正は良くないですが、厳しい現実もここに見て取れます。

で、ここまで書いてきて、思い出したことがひとつ。

赤字とか黒字という言葉は、簿記・会計用語だと思われるかもしれませんが、簿記や会計の授業では、赤字、黒字という言葉はほとんど使いません。言葉の綾として「いわゆる赤字のことです」とはいいますが、簿記では赤字は損失、黒字は利益と表現します。
しかし一般語法として使う赤字・黒字は、やっぱり簿記・会計の世界から派生していて、決算書作成に際して、利益は黒字(黒インク)で、損失は赤字(赤インク)で書いたことに由来すると聞いたことがあります(何かで読んだのかな)。これは慣習として実務の中で発達したものですので、理論的云々という話ではありません。
現在の決算書では、損失は△で表すようになっていますが、これもなぜ△なのかはわかりません。また▲であっても問題ないと思っていますが(現にExcelなどでは△も▲もあります)、△です(→裏話)。

そしてもう少しいえば、商業高校のテキストや簿記検定のテキストでは、精算表や損益計算書では当期純利益(当期純損失)は赤ペンで書くと説明しています。いわば赤字記入です(大学の授業や日商簿記検定では赤字記入は要求していません、書いてもいいのですが)。

ここで勘がいい方は「おや、赤字は損失を表す記入だといってるのに、どうして精算表や損益計算書では利益でも赤字記入するのか」とお思いになるでしょう。
これは帳簿記入のルールの問題で利益か損失かという問題とは無関係です。

まず、帳簿では、金額を記入する欄が決まっています。そして通常はその欄に記載された金額はタテ計算して合算します。しかししばしばそこにマイナスの金額を記入する必要があります。たとえば、100円の売上があったけど、品違いで20円分返品された場合を考えます。この場合でも返品額20円は同じ欄に書きます。しかしそのまま記入すると120円の売上に見えてしまいます。これを防ぐためにマイナスすることを約束する符号として赤字記入します。

『だったら、やっぱり赤字はマイナスだから同じじゃないか。』

実はもうひとつ、隠れルールがあります(いや、隠れルールではないか)。
それは、残高が出た方に書くか、逆側に書くかに関するルールです。
先ほど紹介しましたように、精算表や損益計算書では当期純利益(当期純損失も)は赤ペンで記入します。いわゆる黒字でも赤ペンです。
話を単純化するために損益計算書だけで説明しますが(精算表に損益計算書が含まれますので)、財務諸表のうち、当期純利益を赤ペンで書くのは損益計算書だけで貸借対照表の当期純利益は黒字記入です。
なぜなら、貸借対照表では残高として純利益が計算されますので(期末資産1,000-期末負債500-期首資本400=純利益100)、計算された純利益を、金額欄のタテ計算で素直に合算できます(期末資産1,000=期末負債500+期首資本400+純利益100)。だから黒字記入のままでいいわけです。

しかし、損益計算書では収益から費用を差し引いた残額として純利益が計算され(収益900-費用800=純利益100)、これを収益の側ではなく費用の側に記入します。つまり費用800+純利益100=収益900とするのです(貸借平均の原理)。本来は残高は収益側に出るのに、それをあえて費用側に記載します。専門用語を使えば振替を行ったことを明示しようとしています。このことを財務諸表の読み手に伝えるために、あえて赤字記入するというわけです。

・・・というわけで、ウォーミングアップ終了。
明日の授業が楽しみ。


2013年4月6日土曜日

終了に備える

Googleリーダーが今年7月1日に終了する。
また、Livedoor Mailも今年10月31日に終了する。

こうなると、GoogleリーダーもLivedoor Mailも、善後策を講じなければならない。

まずGoogleリーダーは、feedlyに変更。
Livedoorリーダーも考えたが、いろいろ余計な機能があってどうも使いにくい。
それに比べて、feedlyはIndex画面がすべて英語なのがいい。余計な文字情報を読まなくてもいいから。(笑)
しかもシンプルこの上ない。
Googleリーダーに登録しているブログをそのまま引き継いだ。

次にLivedoor Mail。
こちらの方は登録してあったサイトを解除するしかない。
Livedoor MailはGmailと同じシステムを使っていて使い勝手も良かった。とくに、Livedoorには少し思い入れがあるだけに残念ではある(→思い入れ)。

まあ、長年にわたって使っていればそんなこともある。

ぼんやり笑う

今日は午後からサンピアザ劇場で落語を聞いた。



芝居を観る会の会員になったのは2007年3月。
それ以来、毎年会員としてお芝居を楽しんでいる。入会は1年中いつでもできるが、3月に会員になったということは、その年の最初に観るのはいつも落語ということになる。

今日もタップリ2時間45分。
ちょっと残念だったのは、今日の番組のうち枝光さんの演目はいずれも過去に聞いたものであったこと。
毎年のことなので、江戸と上方の落語をいろいろ聞いてみたいな。


なぜぼんやり笑ったかって?
それは知る人ぞ知る。(苦笑)

ものさし

素数ものさしなるものを入手した(素敵ものさしではない)。

真ん中にどどーんと大学名。(笑)

普通の竹でできたものさしだが、なかなか興味深いし奥深い。
しばらくは携帯し、あちこち測り回りそうだ。

不便益予想。
「不・便益」ではなく「不便・益」だそうだ。不便の益を考える。不便益システム研究所のホームページによれば、「不便益の視点からシステムデザインの指針を探ろう」としているらしい。しかもこれ、科研費を取っているからスゴイ。
なるほど、不便だけどメリットがあるというものは結構ありそうな気がする。

コールドバッハ予想(ゴールドバッハ?)。
4以上のすべての偶数は2つの素数の和で表せ、7以上の奇数は3つ以下の素数の和で表せる(コールドバッハは6以上と予想したらしい)。
素数ものさしにはその例も記載されているが、改めて見ると『ナルホドなあ』と、しばし感心。
たとえば、

4=7-3
6=11-5
8=11-3

19=17+2
21=11+7+3
23=13+7+3

ナルホド、ナルホド。

「25mmは、イッパツでは測れません。」と書いてある。
ものさしよりこちらの方が気になるなあ。

2013年4月5日金曜日

激おこぷんぷん丸

今日は勤務先の入学式。
幸いにして朝からいい天気。

我が家の女子高生、ときどきイミフな言葉を教えてくれる。
ほとんどが省略語で、小生が気に入っているのは「りょ!」。
了解の省略語だが、なんか軽くていい。

さて最近教えてもらった言葉。

「おこ」

文脈から「怒ってる」ということは想像が付く。

その比較級が「まじおこ」

ここまではいい。
このあとの最上級は何が何だかわからない。

「激おこぷんぷん丸」

「ぷんぷん」っていうのは怒ってるさまを表しているので、まあ納得できるとして「丸」が付くのはなぜ?
かつて「ブンブン丸」ってあだ名された野球選手がいたけど。丸は日本船籍の船に付いているけど。

「ムカ着火ファイヤー」

そりゃ着火はファイアーだけど。

そして不規則変化をして、もはや理解不能なのがこれ。

「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」

激おこ+スティック+ファイナリ+(リ)アリティ+ぷんぷん+ドリーム。
かつて「藪からスティック」という言葉を発したタレントがいたけど、怒っているのにスティックとはこれいかに?
しかも、怒っていても最後は夢ですかぁ?

今日入学する皆さんが、大人にもわかる言葉をしゃべってくれることを祈るのみ。(苦笑)

2013年4月4日木曜日

伝記と事実

年に数回、お芝居を観る機会がある。
いわゆる商業演劇とは違って小さな舞台で演ずるお芝居が多い。その中には『ちょっと違うよなあ』と思うお芝居もあれば、『ドンピシャ !』とはまるお芝居もある。いってみれば個人の嗜好に合うお芝居もあれば合わないお芝居もあり、それを承知で観劇しているのである。

2月中旬に久しぶりにシアターZOOに行き、『春の夜想曲~菖蒲池の団欒~』(作・演出・音楽:斎藤歩)を観た。いいお芝居であると聞き及んでいたが、実際に観てみるとまったく飽きさせないストーリー展開で、台詞もよくできているし、役者さんたちが実にいい演技をしていて大いに楽しませてもらった。

こんなお芝居を観た後は危ない。(笑)
気持ちよくなっているわけである。

こちらの気持ちを知ってか知らぬか定かではないが、終演後、あいさつした斎藤歩氏が一冊の文庫本の紹介をした。
それはお芝居に出演していた金沢碧さんが「あとがき」を書いた文庫本で、わざわざ東京から運んできた本だそうで、在庫は少なくなったが今買えば金沢さんのサインがもらえるという。
買わない、という選択肢はない。なにしろ気持ちよくなっているのだから。
その本がこれであった。

渡辺淳一『冬の花火』(集英社文庫、2010年11月)

渡辺淳一と聞けば、最近ではアイルケだし、ちょっと前は失楽園だし、かなり前は無影燈である。いうまでもなく、きれいにいえば大人の男と女の機微に触れた官能的小説といえるが、俗っぽくいえばエッチである。
その渡辺淳一が書いた本に金沢さんがあとがきを書いたということに興味が湧いたが、本書を読み、さらにあとがきを読んで合点が行った。

簡単にいってしまえば、本書は「伝記小説的」である。
帯広に生まれた中城ふみ子。
おぼろげながら名前だけは聞いた記憶があった。ただなぜ有名なのかまでは知らなかった(失礼ながらたいして興味もなかった)。今回初めて、中城ふみ子とはどのような方だったのかを知った。
中城ふみ子は、1954年8月3日に31歳の若さで病没した女流歌人である。中城ふみ子が読んだ短歌を織り交ぜながら、この女性のいきざまを描いたのが本書である。
・・・と、こう書くと何とも陳腐な表現とのそしりを免れない。しかしそれ以上でもそれ以下でもないというのが実感である。これは決して本書がつまらないということではない。むしろ面白かった。小生自身が知らない当時(昭和20~30年代)の帯広の街並み、東京の様子、国鉄による移動の大変さ、札幌医大の放射線病棟など、想像力をかき立てる描写で、あたかもその場で中城ふみ子を見ているような感覚さえ覚えた。読み手を引き込む描写は渡辺淳一の力量がいかんなく発揮されていて、『うまいよなあ』と感心してしまう。

そもそも「講釈師見てきたような嘘をつき」という言葉もあるので、伝記は作家がどれだけ想像力を働かせることができるかがポイントになる。司馬遼太郎などは歴史を扱った小説を多数物しているが、読み手を引き込む解釈と力量は見事である。ほれぼれする。

しかし、である。
そういうことは頭の中でわかっていても、『ちょっと違うよなあ』と思ってしまう場面がいくつかあった。その最たるものは、いくら中城ふみ子が情熱的な感覚の持ち主であったとしても、死の影がひたひたと忍び寄る病室で、余命あと数日という中で「男と寝る」だろうか。

このあたりは「小説だから」と割り切ってしまうことが大事なのかもしれないし、そもそも過去の出来事を現在の人間が、その行動のみならず心理状態まで正確にト レースすることなど不可能である。そうであれば、あらゆる場面で『こんなことがあったかもしれない』と、読み手も大胆な想像をするのがいいのかもしれない(もちろん、実際にそんなことがあったかもしれないので、これはあくまで読み手の想像に過ぎない)。

ちなみに、中城ふみ子の病は乳がんで、転移によって両の乳房を切除するも、それでもがんの転移は止まらず、これが死を早める原因になった。

なお、帯広市図書館のホームページに中城ふみ子を紹介したページがある。
小生、このページで初めて、中城ふみ子の顔を見た。

金沢さんのサイン

蛇足ながら、太宰治の小説の中にも『冬の花火』って、あったよなあ。そしてこれも、ある意味エッチだったような・・・。(下品な表現失礼)

2013年4月3日水曜日

開けてみた。驚いた。

帰宅後、今日の歩数を確認してみた。


ナント、キリ番だった。(ラッキー。苦笑)

設置してみた。驚いた。

アクセスカウンタを設置してみた。


ナント、キリ番だった。(ラッキー)

2013年4月2日火曜日

遊ぶときは遊ぶ(笑)

例の缶コーヒーのおまけ、プルバックプレーン続報。

昨日、同僚のI先生、S先生から昼食時にいい情報をもらった。

「アクリルのコレクションボックスに入れて飾ればホコリも付かないし、いいんじゃないでしょうか?」
「百均でも売ってますよ。」

昨日、帰宅途中で百均に立ち寄り探してみると、あったあった。(笑)
何種類かあったが、悩ましいのはサイズ。一応、12機を2列に並べた形で寸法も調べてはおいたが、何しろ形が形だけに、どんなコレクションボックスが適当なのか皆目見当が付かない。
しばらく思案して一番大きなサイズを購入。34.5×10.2×9.3(センチ)。315円。中はひな壇。
『ちょっと大きいかもなあ』と不安を抱えつつ、今朝、12機を並べてみてビックリ。

ピッタリすぎる~

一応、飛んでるイメージで窓際に置いてみる。

むしろ、もう少し幅があってもいいかもと思うほど。
でも、入れて飾ってみると、なかなかよろしい。
CAを乗せると、磁石が働いてみんな同じ向きになり、これまたかわいい。

というわけで、1,200円分の缶コーヒー+315円で、コレクションがひとつ完成。
ただ困ったのは、これをどこに飾るのかということ。
自分の部屋ではとてもスペースがない。さりとて研究室もまとまったスペースが取れない。思案したあげくに、研究室の机の端に置くことにした。


設置は執務デスクの上。
いかがでしょう?

2013年4月1日月曜日

New School Year

今日から4月。
今日は1日。
そして今日は月曜日。

今日から2013年度がスタート。
それなりに穏やかないい天気になりました。

新年度に学生さんが大学に来るのは入学式後というのは今や昔の話。
勤務先でも3年ほど前から入学式に先立って在学生のオリエンテーションが始まっています。今年は今日がオリエンテーション開始日。

キャンパス内に学生さんの姿が多いというのは、本当にいいものです。
こちらの気持ちも何となくウキウキします。

除雪作業急ピッチ(すでに自転車通学も!)

ただ気をつけて欲しいのは、目標を持たないと何とも怠惰な生活に終わり、やがて大学に来るのさえ億劫になってしまう恐れがあるということ。短期的な目標でもいいし、長期的な目標でもいい。またそれが勉強に関することでもいいし、資格取得に関すること、あるいはバイトでもかまわない。とにかく目標を持つことが大事です。

キャンパスに戻ってきた(あるいは、この春から通う)学生さんたち一人一人が、目標を持って楽しく充実した生活してくれることを祈りたいと思います。

ところで、 ここ数年、毎年恒例となっている、勤務先にある「エアーズロック」消失クイズ。
そろそろ消失予想をしようかと思っていますが、今日のところは、とりあえず今朝のエアーズロックを。(笑)

まだまだ巨大