今日は金曜日の授業の前期最終日。
この授業でクイズの解答と解説をしながら試験の傾向と対策をひとしきり。
最後に課したクイズは総まとめ的内容で、これまで扱ってきた内容を出題したのだが、予想以上にできが良くなかった。ガックリ。
つらつらと考えてみるに、小生(の年代?)と今の(少なくない数の)学生さんとの本質的な違いは、パーフェクトに準備をしようとするかどうかの違いのような気がする。
たとえば検定試験。
100点満点中70点以上が合格であれば70点取れる勉強をすればいい。
しかし確実に70点取れるとは限らないので、100点を目指して勉強する。結果的に70点になることはあるが、それは100点を目指していたから70点取れたといえるわけで、70点を目指していれば69点で不合格の可能性がある。もったいない。
この科目ではクイズを3回実施したが、提出しない者もいたし、提出していても「だいたいこんなとこ」という程度の答案もあった。
クイズは全体の20%の評価。
提出してもパーフェクトに点数が取れるとは限らないので、分からないときには友達に訊く、あるいは小生のところに来て質問してくれれば正解にいたるヒントを与えることはできるが、分からないところは空欄のままという答案がある。これまたもったいない。
かくなる上は定期試験(70%の評価)で大いに頑張って欲しいが、試験までの1週間、あきらめたり手抜きをしないで欲しいと切に願う。
くれぐれも『合格できればそれでいい』などと思って欲しくない。
とくに後期の後継科目を履修している人は、この科目の内容が理解できていないと、まったく歯が立たない可能性があるのだから。
・・・というようなことを、最後に優しく語りかけて今日の授業を終了した。
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