2013年7月11日木曜日

誤診とはいいたくないが…

数年前、あまりに肩こりがひどいので、スポーツをやっていた子どもが通っていた整形外科に行くと「肩こりですね。」
『だから肩こりといって受診してるのに…』

その場でヒアルロン酸注射をされ、その後は理学療法。
たしかにリハビリを受けていると肩がラクになったので、週に1~2回、空いている時間を利用して肩に関するリハビリを続けた。
それなりに改善も見られたことからサボることもしばしば。

1年前、またまた肩の張りを感じ、しかも手にしびれ。
『こりゃいかん』ということで、その整形外科でレントゲンを撮ってもらうと「頚椎症です」と。
で、薬を処方してもらい、今度は頚椎症に対するリハビリ。

この時期、少々仕事が忙しかったので、リハビリをサボることもしばしば。
「週に2~3回リハビリすることが必要です」といわれても、サラリーマンにそんなに頻繁に通える時間がない。
 それでも薬を飲み、リハビリに通い続けたのだが、どうにも改善しない。ますます症状がひどくなる。

そして先週の木曜日。
ゼミ対抗ソフトボール大会のために練習をしていて、小生も打席に立った。

ビリッ!

バットを振り抜いた瞬間、右腕に猛烈な痛みが走った。

『やばっ!』

早速、整形外科へと思ったが、このまま同じ整形外科に行っても改善しないのではないかと思い、首を専門にしている整形外科を探すと、意外と近くにあることがわかった。
授業や会議などがあって行く機会がなかったが、昨日の午前中、やっと時間が取れたので受診。
初めての病院なので、問診やらレントゲンやら、いちからデータ提供。

出てきた医師は、今まで通っていた整形外科での治療や処方薬について一刀両断。

「首と肩の痛みに因果関係はありません。」
「頚椎症は握力低下に出てきます。」
「肩は肩の痛みで、これは2~3回通ってくれれば、痛みを緩和することができます。」

そして小生の目に前に、2枚の紙を差し出す。
そこに「病名」が印刷してある。片側は「症」(頚椎症のあとにさらに症が付く病名が続く)、もう一方は「炎」で終わる。冷え性、腱鞘炎などと同じ。

「こ、これは…」
「はい、どちらも老化現象です。老化現象によって頚椎の一部が潰れています。またそれとは別にいわゆる肩こりがひどくなってます。」

実に小気味いい説明。
そして最後は、「肩こりの痛みは必ず治ります。」

昨年末、「老化現象ですよと言う医者は信用できる」ということを話題にした本が発売されたが(ということをおふくろに教えてもらった)、まさにズバッと宣言されたわけだ。
そして注射を3本!

昨日の今日でそれほど劇的な痛みの軽減はないが、昨日まで動かすと痛かった方向への痛みが緩和されている。こうなると信じたくなる。病は気から。

でもなんだかなあ。
前の整形外科では首の緩和ケアだけをやっていて、肩こりの治療はおざなりになっていたような気がする。
これって、誤診とはいえないまでも、治療方針が偏りすぎていたような気がするのだが…。

そうそう、今日、ソフトボール大会の本番があった。
ゼミ生が勧めるピンチヒッターを断ったのはいうまでもない。
試合は1-7で敗退。
小生が身を賭してバットを振っても勝てなかっただろう。(苦笑)



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