今日もいい天気だ。
というわけで、娘とともにケータイショップへ。
名義が小生のため二人で行った方が何かと便利だと思っていたが、これまで二人の時間が合わなかった。
「0と1が押せないのですが…。」
『おい、うちではおささらないといってたくせに』と軽くツッコミを入れたくなったが、『そとではちゃんとしゃべれるじゃん』と少し安心する。
担当のおねえさんがスマホの製造番号を確認しながら、デスクにあるモニタ端末を操作する。
「すいません。」
あっという間に原因判明。
娘が持っていたスマホは昨年秋のモデルだったが、10月までに製造された最初のロットに初期不良があるとメーカーから報告があったという。
なので、初期不良がある機種については無償で修理をすることになっているという。もっとも、まだ1年も経っていないので無償修理は当たり前の話だが。
ケータイショップに行く前に「あたりが悪いというやつだよ、きっと」と娘と話していたが、まさにそれだった。
「LINEとかやってますよね?」
「はい。」
聞けば、修理をするためにデータをSDカードに保存するのだが、LINEのトークは保存できないらしい。
代替機を借りて修理してもらうことになったが、年に数回も新モデルを出すケータイ業界も大変だなぁ。
今どきのスマホはパソコンと一緒。
パソコンだって初期不良っていうのがあるが、極限までダウンサイズしなければならないケータイ、とくにスマホは初期不良があっても不思議ではない。
そういえば、自動車のディーラーに勤めている教え子がリコール対象の車種について、リスクをヘッジする目的で、同じ車種でも数ヶ月ごとに納入部品メーカーを変えていると話していた。もし不具合が生じても、その期間に製造された車種だけをリコールすればいいということだった。
『なるほど、うまい具合にハンドリングしているな』と感心したが(もちろん、これは授業のネタになっている)、ケータイも同じなのだろうか。
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