2013年6月27日木曜日

リス騒動

エアーズロックが終盤を迎えた頃、新たな話題が出てきた。

中庭にリス

というより、キャンパス内にリスが出没し目撃情報も多くなった。
きっかけはI先生が正月の中庭でリスとにらめっこした、との情報だった(正月三が日に研究室にいるというのもスゴイのだが)。
もともと、『中庭にリスがいればいいのに』と思っていた小生だが、中庭にリス出没と聞けばココロオドル。

その後、リス目撃情報は聞かなかったが、6月に入り小生も逃げるリスを発見した。そしてここに来て、複数の目撃情報が届き始めた。

このリス。
すぐ隣の神社がねぐらだという証言もあるし(神社関係者談)、2匹はいるという情報もある(2匹同時に見たらしい)。
いよいよ面白いネタになりつつある。

そんなこんなで、リスについてFBで紹介したら、つい最近「友達」申請を受けた、関西の某大学のS先生(あっちこっちS先生だ)からコメントがあった。

「そのとき『彼』は窓の外のリスをみていた。」という書き出しのエッセーがあります。

『はて、エッセー?』と思って質問してみると、2002年に某専門月刊誌に1年間にわたって掲載したエッセーであるという。
研究室にある雑誌を取り出し早速読んでみる。


うーん、たしかに。
しかもスコットランドが舞台。




2002年といえば、約半年、大連に赴任していたので読む暇がなかった(ことにしておく)。
改めて読んでみると、内容はマニアックではあるが、随所にエピソードがちりばめられている。
このエッセー、二人の先生の共同執筆だが、面白かったのは、連載7回目からは二人の会話形式の文章も綴られていることだ。

何が面白いか。

S先生の関西弁。
エッセーなのだから関西弁で書くのは問題ないが、S先生の口調が聞こえてきそうな書きっぷりに笑う。「ちゃうやろか。」って「ちゃうちゃう」とリアクションしたくなる(もちろん書いてある意見には恭順)。同僚のM先生を思い出し、これまた笑ってしまう。




最近、国際会計基準を取り入れつつ日本の基準は残すなんぞという新聞記事があり、コンバージェンスにしてもアドプションにしても、どうなるんでしょうねと思ってしまうが、その根源がスコットランドにあったということに驚く。もう10年以上前のエッセーで、採り上げられている内容はそれより10年も前の話だが、今読んでも色褪せていない。むしろ素人の小生には格好の勉強材料だった。

そういえば、M先生つながりでもうひとつ。
同じ雑誌で、あるCPAが書いている2002年6月号の記事。
論評抜きで。




ちなみに2002年は開幕ダッシュはしたものの4位だったようだ。

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