そういえば、今朝、ラジオを聴いていたら「CDを買うのは昭和くさい」という話をしていたことを思い出した。
つまり、今時の若者(平成生まれ)は音楽はダウンロードするものであってCDの形で買うものではないという(ことだろう)。
昭和まっただ中生まれの小生にしてみれば、最初から音楽はレコードであってCDではなかったので、CDは新しい物だった。その感覚は今でも変わらない。
CDに変わってから、あまりにクリアな音質ゆえ『やっぱ、レコードのアナログ感が良かったよなあ』などと思ったりしたが、それでも音楽はCDで聴くものとの感覚。たとえ、インターネット上からダウンロードしてもやっぱりCDに焼いてしまう。
これはもしかすると、音楽であっても「形」にして置いておきたいとの感覚が強いからか。
今時はHDDに保存すれば、いつでもどこでも音楽を持ち運ぶことができる。それに対して、CDは再生機がなければ聴くことができない。不便といえば不便だが、それでもCDに焼いて保存しておきたい。しかも自前でジャケットを作ったりして。(苦笑)
この感覚はご同輩の皆さんにも共通にあるのかもしれないが、昭和くさいなどといわれるとショックである。
でもこの昭和くさいことは、「昭和くさくないこと」とは決定的に違うメリットがあるのを忘れてもらっては困る。
我が家の平成生まれたち。
ご多分に漏れず音楽はスマホや携帯型音楽再生機に入れて持ち歩いている。
ところが、ひとたびスマホを初期化しなければならない事態に陥ったり、音楽再生機を新調したりしなければならなくなるとパニックになる。
「えー、これ、消えちゃうの~。」
そんなときに備えてノートパソコンにバックアップさせているが、ノートパソコンを新調するときにまたもパニックになる。
「えー、パソコン変えたくなーい。」
そんなときに備えてポータブルHDDにバックアップさせている・・・。
それに比べて、CDであればそんな必要はない。
再生ツールを初期化しようが、マシンを新調しようがお構いなし。
再インストールの手間暇はかかるが、そこにCDがあればいつでも再生できるのである。
どうだ、昭和生まれをあんまり馬鹿にするなーーーー(と、遠吠え)。
雨ですなあ。
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