『100円の壁を乗り越えるのは大変なんだな』と思って注視してたが、今日、やっと(?)100円を超えた。
何がといえば、外国為替(ドル/円)レート。
新聞(WEB版)では2009年4月8日以来の円安水準とのことだが、月平均で見ると、さらに遡って2008年11月以来(2009年4月の月間は99円)。
このままで推移すると、輸出型の企業は、大手のみならず中小零細企業まで利益が大きくなるばかりでなくキャッシュ・イン・フローが改善する。しかも好決算ということになれば気分的にも明るくなる。これは心理的に大きい。もっとも、「99円と100円とでどう違うのよ!」と突っ込まれそうだが、悪いよりいい方がいいに決まっている(1円の差は実は大きい)。
一方で、海外旅行を企画している一般人にとってはいい迷惑。小生には無関係だが。
ちなみに、日経平均株価も今日の大引けは14,607.54円で、昨日より416.06円高。
大幅反発。
14,000円台は5年4ヶ月ぶりだそうだ。こちらも気分的に明るい材料。
明るい話題をもうひとつ。
勤務先の中庭の桜が、あっという間に色づき始めた。
近づいてみると、いつ開花してもおかしくないほど。
もしかすると今日にも花開いたつぼみがあったかもしれないし(写真撮影後に)、来週初めには開花した中を歩くことができるかもしれない。
北国の春到来。
ここまで円安が進行すれば,貿易収支の赤字幅はかなり縮小され,リーンマンショック後の海外進出のための投資からのリターン(配当等)等により経常収支が黒字となっています。これらのことが今年度さらに進行すれば,外為相場は円買いへと転じ,円高へと向かうおそれも予想されるのではと考えます。どう思われますか? (小樽の寅吉)
返信削除円高に転じる可能性はありますね。それがいつなのかという期間が問題かと思います。
返信削除少なくても1年以上は現在の水準(100~102円)を保ち、その間に製造業(中小零細を含めて)が元気になれば日本経済も落ち着くのではないでしょうか。
あー、経済学者に訊いてみたい。苦笑