朝、雨だったので、最寄り駅までタクシーを使ったが、この運転手、小生が住む地区しか客を拾わないという。訊けばそれなりに理屈が通っている。『なるほどこんな運転手もいるんだなあ』と思いつつ空港へ。
空港も雨。
同じ飛行機にはM先生も搭乗予定だったが、顔見知りはM先生だけ。皆さん、前泊したのか、あるいはJ社に搭乗したのかな。
お昼頃に空港に着いたのでM先生とそのまま昼食。
かねて聞いていた台湾ラーメン。
ストレートに辛い。 |
「これ、S先生が食べたらどういうかな。」
「もちろん、美味しいというでしょう。」
「じゃ、S先生は?」
「食べられないかもしれませんね。」
もちろん、S先生とS先生は別人格である。
午後から各種報告を聴いたが、17時過ぎに会場内に軽やかなメロディが…。
ナント、名古屋市が発したエリアメールであった。
短時間大雨警報とともに、内水による避難警報だった。これが800人は入る会場に、キャリアごとに少しずつ遅れて鳴り響いた。
避難準備情報(内水氾濫)
名古屋市災害対策本部です.
04日17時10分内水氾濫に伴う,
避難準備情報を発表しました.
○該当地域(対象学区)
名古屋市全域
避難の準備をしてください。
(名古屋市)
報告は17時30分頃に終わったが、この後が大変だった。
ホテル側と学会側が鳩首協議。
避難警報が出ているので、避難しなければならない。しかし、このホテルで懇親会が開催されることになっている。『どうする?』というわけである。
結果的には、ホテル自体が避難場所になっていることもあり、しかも外出は避けるようにということでもあり、懇親会は予定どおり開催されることに。
ここで困ったことが発生。
小生、懇親会に出る予定はなかったのである。
報告が終わればさっさと帰って、名古屋めしを楽しもうと思っていたのである。
それが禁足令。
こんなとき、外が見えない環境にいるというのは実に不安である。
歩道が冠水し、歩けない状態になっていると思ってしまう。しかも、断片的に入ってくる情報では、「自動車のタイヤが水浸し」「地下鉄入口が閉鎖」「タクシーは拾えない」など、ますます不安が増す。
というわけで、急遽、懇親会費を支払い懇親会に参加することに。
時間を稼ごうというわけである。
20時過ぎに外に出てみると、雨は降っていたものの、水ははけ、地下鉄も正常に運行している。
こうなると、一気に緊張感が解け、後輩を誘ってちょっとだけ呑んだのはいうまでもない。
22時頃。JRはまだ混乱していた。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿