昨夜の話。
「USB(フラッシュメモリ)がない!」
仕事を終えて、『そういえば』と思い出して、ショルダーバッグに入っている(はず)のUSBフラッシュメモリを探す。ちょっとした作業をするためだ。
しかし、ショルダーバッグにUSBが見つからない。
このUSB、大容量なので、勤務先と自宅との間で大きなファイルを持ち歩くときに使っているもの。
そこに入れておいた130MBほどのファイルで作業をしようと思ったわけだ。
バッグを変えたばかりだし、見落としがあるかもしれないと、バッグの中のものをすべて出しても見あたらない。
『いつが最後だったかな』と思い出す。
大阪での学会の際、報告するPPTXを入れておいた。
予定では、PCをつないでそこに入れておいたPPTXを利用する予定だったが、他の報告者が大学側が準備したPCにUSBからファイルをコピーしていたので、しかもセッティングの時間的ゆとりもなかったので、小生も持参したUSBに万が一と思って保存しておいたファイルをコピーした。
『コピー後、たしかにバッグに戻した(入れた)ハズだが…』
しかし、それでもショルダーバッグにUSBが見つからない。
『学会後に使ったかな』と再度履歴を思い出す。
学会で使ってわずか10日。
その間に使ったとすれば、勤務先で、昨夜作業をしようとしたファイルを使ったような…。
ただ、記憶が定かではない。
いずれにしても、ない。
こうなると、悪いことを考えてしまう。
学会会場で落としてしまったのか。だとすれば運が良ければ小生のところに連絡があるハズ。しかし運が悪ければ…。
移動中に落としてしまったのか。これまた運が良ければいいが、悪用される可能性が高くなる。
勤務先でなくしたのか。これであれば、悪用される可能性は少ないだろうが、しかし、何が起こるかわからない。
このUSBに入っているデータは、落としても差し支えないファイルばかりではある。
たとえば、学会報告用のファイル。あるいは講義録。いずれもバックアップ用に入れているだけだ。基本的にこれしか入っていない。
しかし、『もしかすると…』と不安になるファイルが入っていた。それが昨夜作業をしようと思っていたファイル。
一時的に入れておいて、作業が終われば削除しようと思っていたファイルだった。個人名が特定されるようなファイルではないが、おなじUSBに小生の所属と名前が入った学会報告用のファイルがあるので、悪さをしようとすればいろいろできそうな感じ。
『マズイ…』
悪意のある第三者の手に渡り、ネット上で晒されたりしたら…。
『ただでは済まないな…』
こんなことに思い悩みつつ、布団に入ったが、なかなか寝付けない。
『ヤバイ…』
寝付けないまま、光明にすがる。(笑)
『きっと研究室にある』
今日は朝一の授業。
早めに出勤。でも雨。嗚呼。
研究室に到着後、部屋を見回す。
落ちていない。置き忘れてもいない。
そして最後に、すがるように重要なUSBを入れている場所を確認すると…
あった!
何のことはない、研究室で授業の準備をしたり、他の作業をしていて、そのUSBを使用し、他のUSBと一緒にしまっていたのであった。
雨降りの一日だったが、終日気分良く仕事ができたのはいうまでもない。
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