2013年10月31日木曜日

魔女の指

今日のゼミが終わってから、ゼミ生にハロウィンにちなんだお菓子をもらった。

「魔女の指です。」

なるほどうまく作っている。
袋から出すと、ちょっと不気味。(笑)
爪をアーモンドで作っているところがアイディアだ。でも小生、アーモンドは嫌いなんだけどね。



それにしても、ハロウィンがこんなに普及しているとは驚き。
少なくても小生が学生の頃には、見向きもしなかったのだが。

ハロウィン【Halloween】
諸聖人の祝日の前夜(10月31日)に行われる祭り。スコットランド・アイルランドに起源を持つアメリカの祝い。[広辞苑第6版]

2013年10月30日水曜日

たしかに怪しい

娘がお世話になっているスコットランドの友人から郵便が届いた。

DEAD SEA BATH SALTS

いうまでもなく死海の塩である。
この塩、他の塩と違ってかなり濃い成分らしく、欧州ではアトピーなどの皮膚病によく効くといわれているらしい。実際に効果も出ているという。



我が家にはアトピー持ちがいるので、それを心配して送ってくれた。

DEAD SEA BATH SALTSのラベルは貼ってあるが、 見るからに怪しい。(笑)
勤勉な「水際警備員」にチェックされるのも頷けるよなあ。




2013年10月29日火曜日

時間はかかれど

今日午後、法人のトップから電話。
『何かな』と思えば、3年ほど前に小生が騒いで一部実施にこぎ着けた制度が、全体に対して適用されることになったとの知らせだった。

小生があることをキッカケに議案にしてもらったという経緯があるので、ヘッドは小生にも顛末を知らせてくれたようだ。

一部実施とはいえ、まだ実際には動き出していない。なので、これが完全実施といわれても、何がどう変わるのかあまり分からないが、それでもすべての部局で情報共有でき、そしてそれをうまく活用できれば、いわゆるミスマッチ解消には役立つ可能性がある。

今後の動き次第だな。

2013年10月28日月曜日

キュン殺し

今夜もバナナ・キウィ・マンゴーを見てて、またぞろ知らない言葉が…。

キュン殺し

何とか想像はつくが、こんないい方は初めて聴いた。

我が家の女子高生の解説によれば、殺された方は、キュン死なんだそうだ。

早速、Evernoteにメモしておいたが、オヤジが使う場面はないな。(苦笑)

2013年10月27日日曜日

モデム

モデム【MODEM】
(modulator(変調器)と demodulator(復調器)との合成語)コンピューターの信号と電話回線の信号を相互に変換する装置。[広辞苑第6版]


今回の出張は、初めて、ノートPCを持たない出張を試みた。
ちょっとしたメールのやりとりはTouchで事足りるし、滞在時間と全体のスケジュールから見てPCを持参する必要はないと判断した。
その代わり、タブレットPCを持参し、有線LANを無線LANに変換できる機器も持参することにし、準備万端整えた。

しかし!

想定外のことが待っていた。

ホテルの部屋に到着し、LANジャックを探したが…
…ない。
その代わり、丸い形をしたモジュラージャック(?)があった。

部屋に備え付けの「インターネットご利用の皆さまへ」を見ると、たしかにLANジャックがあることになっているが、それが見あたらない。

『もしかして…』

これでは無線LANが使えない。
そうなると、ポケットWi-Fiを使ってインターネットにつなぐことになる。

夕食後、フロントで「インターネットにつなぎたいのですが」と申し出ると、「はい」といって持ってきたのが昔懐かしいトートバッグ。
そう、その中にモデムが入っていた。

『何だかなー』と思いつつ、『これでは有線LANを無線LANに切り替える機器は使えないかもな』と諦めながらモデムを起動し、そこに機器を接続。

何のことはない、あっさりとインターネットにつながった。
しかもサクサク。

ホテルによっては、時間帯で必ずしもサクサク感が得られないこともあるが、つないでしまえば実に快適。

それにしても、『今どきモデムなのかあ』と思ったことも事実。





そしてもうひとつ。
やっぱりノートPCは持参すべきだった。

週末の出張だったこともあり、それほど重要な(返信が必要な)メールは来ないだろうと思ったのが間違いだった。
土・日が休みだから金曜日に一仕事終えようというメールがわんさか入っていた。
とくに急ぐ内容はTouchまたはタブレットPCから返信したが、ノートPCとは勝手が違う。使い慣れていないということもあって、やたらと時間がかかった。面倒なので用件のみを書いて失礼したり。

なかなかうまくいかないもんですなあ。

そういえば、同行したS先生、パソコンの電源ケーブルだけ持ってきてノートPCを忘れてきたそうだ。
これはこれで『何だかなー』である。(苦笑)

2013年10月26日土曜日

ところ変われば

鳥取2日目。

午前中は曇り空だったが、午後から時折強い風雨。そのせいで、びしょ濡れ。

ところで、当地では麺をあまり食べないようだ。いわゆるご当地ラーメンなるものはない。

麺好きの小生、S先生を誘って食べたのが砂丘そば。
もちろん、砂丘ではなく駅で食したのであった。



実にシンプル。(苦笑)

2013年10月25日金曜日

出張の夜

アルコールのお供。
でもお豆腐なんだけどなぁ。


2013年10月24日木曜日

あの頃を懐かしむ

昨夜、何気なく見た番組で、秋山徳蔵氏の生涯を紹介していた。
秋山氏は、知る人ぞ知る天皇の料理番であった。その生涯は『天皇の料理番』(杉森久英)を読んで知ったし、堺正章演じるテレビ番組も見た。小生が大学生のときである。

昨夜の番組を見て、『ああ、そうだったな』と思い出したエピソードがたくさんあったが、知らなかったのは敗戦で天皇責任が問われていたとき、「主人を守る」という思いで、進駐してきた米軍将校らに飛び切りの料理を振る舞ったというエピソードである。番組ではそれが功を奏してマッカーサーの「天皇の責任は問えない」 との判断につながったと紹介していた。

もちろん、ことはそんなに簡単なことではないだろうが、それほどの使命感を持って仕事をしていたことには驚かされた。

ところで、『天皇の料理番』が放映されていた頃はバブルへの入口の時代。
世の中が何となく浮かれていた。何となくで思い出したが、この頃に読んだ本が『なんとなく、クリスタル』(田中康夫)。
脚注が400も入っていて、この脚注に出ていたお店を見に行ったり、なけなしのお金をはたいてチョコレートなどを買いに行ったものである。

それから10年後。
バブル崩壊。
そして失われた20年。

最近、バブル景気の時代を経験した世代が蠢きだしているらしい。
これまた昨日のラジオで聴いた話だが、43歳から54歳頃までの世代(アラフォー世代と新人類世代と紹介していたが)で、ゴールド人気なんだそうである。

小生のまわりには、小生を含めてこの世代の人たちがたくさんいる。
でも誰も「ゴールド」とはいっていない。もっとも、小生はこの10年、砂金を探し続けているのだが。(苦笑)

最近、「あの頃」の話題に接すると、どうも過剰に懐かしんでしまう。
トシを取ったということばかりでなく、あの頃をもう一度という思いがそうさせてしまっていると思いたい。


2013年10月23日水曜日

Fujiwara effect

今朝、ラジオを聴いていたら気象予報士が「フジワラノコウカで予測不能です」と語っていた。

フジワラノコウカ?
藤原の降下?

台風27号と28号が接近していることを話題にしていたときに話していたが、『何のこっちゃ?』である。

早速広辞苑をひもとくと…

ふじわら‐こうか【藤原効果】
二つの台風が接近すると、台風の経路がお互いのまわりを反時計回りに回転する現象。提唱者の藤原咲平に因む称。[広辞苑第6版]


なるほど、人の名前を取って「藤原の効果」という。藤原は提唱者名だった。

少し気になってググってみると、こんなコラムがあった

ふたつの台風が接近すると複雑な動きになるらしい。
これは気象予報士泣かせだ。

で、このコラムの下のコメントを見てクスッ。

藤原といえば鎌足

でも小生は、藤原と聞いて思い出した人物は定家。
たしかに藤原姓の最初は鎌足だから藤原といえば鎌足なんだろうけど、鎌足といえば中臣が最初に思いつく。
面白いもんだ。

そんなことより、この週末、本州方面に出張が控えている。
せめて初日ぐらい飛んで欲しい。

2013年10月22日火曜日

lol

 怒濤の火曜日。

いつもの授業日程に加えて、お昼休みに出版社来訪、Ⅴ講目終了後、理事会。
うーん、怒濤過ぎる火曜日。


lolって何?

と思って調べてみると、「laughing out loud-声を出して笑う」という意味の省略語だという。オックスフォード辞典にも収録されたというのだから、かなり一般的に使われているようだ。日本でいえば、(笑)やwwwと一緒。

ただ、小生が見たlolは、この記事で使われているように大文字ではない。
そして大きな違いは、文末ではなく文頭にlolを書いて、その後に文章を書いていた。

進化してるのだろう、きっと。
「lol、どこかで使いたい」と、使うのかな。

2013年10月21日月曜日

「今日は全休で登校してません」

小生とは違う担当者あての問い合わせメール。
このイーランシステムの問い合わせメール、担当者全員に配信されるように設定されている。

ある受講者から発信されたメールは、イーランシステムあて課題を提出したのだが、いまだ「未提出」状態になっているという。「実家のパソコンからは提出できないのでしょうか?」とも質問している。

そしてその次に書いてあったのがこれ。
「今日は全休で登校してません」

今日も大学は通常どおり授業を行っていたし、事務窓口も開いていたし、生協も通常営業だった。

気持ちは分かるが、課題提出でトラブっているのだから、大学に来て担当部署で不具合を確認してはいかがかと思いますけど…。
全休なんでしょ?(笑)

2013年10月20日日曜日

非凡と平凡

昨夜は、サンピアザ劇場プレミアムステージ。

厚別高校演劇部
『私の父』(演出:佐藤みきと・高島美玖)

『私の父』は「雪は空からの手紙」で知られる中谷宇吉郎(劇中名:田中弥吉郎)をモデルに、高名な研究者をその子どもの視線で描いた演劇である。したがって、研究者としての中谷ではなく、夫・父としての中谷が描かれる。

舞台設定は敗戦後の1946年から宇吉郎が亡くなるまで。
物語の中では、宇吉郎の随筆から得られた「ロストワールド」「立春の卵」などが紹介される。「ロストワールド」はドイルのSF小説で、これを宇吉郎が子どもたちに読み聞かせる。その面白さに魅了された息子が作った「イグアノドンの唄」。 この息子は栄養低下でわずか9歳で病没する。
「立春の卵」は、久しぶりに思い出した話。この話が中谷宇吉郎の随筆で紹介されていたことは知らなかった。

また登場人物に中谷の病気治療をした医師が出てくるが、これが武見太郎だったということも驚きだった。

お芝居という点からは、もちろん合格点である。厚別高校のサンピアザ劇場での単独公演は4回目だそうだが、毎年部員が入れ替わることを考えれば、レベルを維持するのは大変だろうということは察して余りある。今回も、主役の田中弥吉郎を演じた男子生徒はもちろんだが、とりわけ長女佐知子を演じた女子生徒は、台詞がわざとらしくなく、間の取り方もうまかった。声もスッキリと通っていた。
他の「役者さん」たちも、それぞれに個性的に演じていて好感が持てた。

形式上の演出は生徒さんが務めていたが、ストーリーを含めて顧問の戸塚先生の力に負うところ大であろう。厚別高校の演劇は今年の3月以来だが、何度か観劇していて、何となく戸塚ワールドが分かってきたような気もする。
一言でいえば、抑制的。

観劇後に、例によって劇評会と相成ったが、共通する感想が「たんたんと過ぎていったよね。」
『私の父』も、いくつかの挿話で構成され、それが組み合わさって構成されていたが、全体的に見れば大きな盛り上がりもなく、ラストも静かに終わる。この演出は、ちょうど『不知火の燃ゆ』の演出を想起させる。
『不知火の燃ゆ』は、プロの役者さんたちが演じていたので、「役者」として抑制的な演技はできるのだろうが、これを「演劇部員」にもさせてしまうところが戸塚先生のすごさかもしれない。

上演時間:58分

神谷演劇賞対象作品

2013年10月19日土曜日

痛飲

昨夜は、99年3月に卒業したOB4名と再会した。
「何年ぶりだろうねえ」と振り返っても思い出せないほどのインターバル。

「先生と同じ歳ぐらいですよね。」

彼らを担当していた頃の小生の年齢と彼らの現在の年齢である。
そう考えると、お互いに感慨深いものがある。

彼ら全員が組織の中堅どころになっていて、話題のひとつひとつが興味深く、それを話す彼らを頼もしく思う。

そうはいっても気持ちはあのときのまま。

「時間的に厳しいよなあ」といいつつもカラオケに興じ、最後はいつものあの曲。
そして〆のちゃんぽん。(苦笑)




2013年10月18日金曜日

ボロボロ

あーヤダヤダ。

昨夜、夕食後、歯に違和感を覚えて『おや?』と思った途端、ジャリッ。
歯に詰めていたアマルガムが取れた…

痛くないのだが、詰め物が取れた歯の中がポッカリ空いているので食べ物が入ってしまう。
仕方なく、10年以上ぶりにかかりつけ歯科医院へ。

わかりきっていることではあるが、久しぶりに行けば、必ず最初にやることは口腔内のレントゲン撮影。そして歯の基本検査。それが終わると歯垢取り。

これまたわかりきっていることだが、歯垢取りは痛い。

以前お世話になった歯科助手は退職したようで、今日歯垢を取ってくれたのは若い助手だった。
この助手、「ドSか!」と思えるほど、ガリガリゴリゴリやってくる。
「痛かったら左手を挙げてくださいね」というが、こちらとて負けたくない。
・・・というのは冗談で、もう少しで手を挙げそうになったりしたが、その直前でガリガリゴリゴリが終わる。
ちょうどこちらの痛みが分かっていていたぶられているようだ。

「はい、終わりました。今日は下(の歯)だけです。上は次回です。」

ええーーーーーーっ!

あー、ヤダヤダ。

2013年10月17日木曜日

いいですなあ。

今日のゼミの時間。

教室に行くと、入口でゼミ生が小生を待ち構えていた。
聞けば、今日誕生日のゼミ生がいて、最後にハッピーバースディを唄って色紙を渡したいと。
「一言、書いてください」と色紙を手渡された。

そしてゼミ。
終了時刻ちょうどに終了すると同時に、全員でHappy birthday to you♪
これを聞いてそのゼミ生は思わず涙。

いいですなあ、こういうのって。
ゼミの日に誕生日を迎える人は少ないと思うので、なおさらほっこりした瞬間だった。

2013年10月16日水曜日

対岸の火事で寝た子を起こす

うまくまとめようとして失敗した(と思われる)事例。

たいがん‐の‐かじ【対岸の火事】
自分には全く関係のない出来事で、少しも痛痒(つうよう)を感じない物事のたとえ。川向うの火事。[広辞苑第6版]
ねたこをおこす【寝た子を起こす】
(寝静まった子を起こして騒がしくする意から)静穏になったのを、つまらぬ事をして元の騒然たる状態にする。忘れかけていた事を思い出させて、また問題を起こす。[広辞苑第6版]

その場にいなければ分からない話で恐縮だが、「原則的に」という言葉にこだわりすぎて、最後は大きな課題を背負ってしまったのではないかと思う。

「制約」という言葉は「直面する条件」を意味するが、「達成可能な選択肢を指す」と、経済学の本で読んだ記憶がある。今日の出来事になぞらえれば、原則とか例外にこだわるのではなく、フロアから出されていたように、与えられた条件の中で、状況に応じて決めるべき問題であったように思う。

それを原則・例外で線引きすると、たとえ200円の交通費でもダメということになる。実際に小生が関わるプロジェクトで、10年も200円の交通費を支給している(往復400円)。ではなぜこれが認められたのか。それはそのプロジェクトを実施するために必要な交通費であったし、金額が小さかったからだ。もし原則・例外論でいけば、これもNGになる可能性がある。

今日、小生が問題提起したのは相対的に見て金額的に大きすぎないかということ、さらにそれを実施すると有象無象が押し寄せるという点であった。

別の事例は、小生の理屈からすればまったく問題ない事例だったが、議長は原則・例外論で引き取った。
このことが隠れていた別の事例の問題をも浮かび上がらせてしまった(これはこれで良かったともいえるが)。

本人に直接的に関わらない事例でもあるので、うまくまとめようとしたのかもしれないが、寝た子を起こすことになったのかもしれない。


切り分けが大切だと思うんだけどなあ。

2013年10月15日火曜日

そこじゃない…

変なことを想像してもらっては困る。

リハビリの話である。
2日間、砂金掘り作業に従事し、同じ姿勢のままだったこともあり、両肩がガチガチに張っている。

そもそもが肩こり→四十肩→五十肩と、肩こりが酷くなってリハビリを受けることになったわけである。それが医師の見立ては、肩というよりは肩関節全般に問題ありということで、肩関節を中心にしてリハビリを受けることになった。
すでに肩関節はかなり快復し、これについては理学療法士のHさん(女性)も「調子いいですねえ」と褒めてくれるようになった。いくつになっても褒めてもらうのは嬉しいもので、『ボウリング復帰も間近かな』と。

しかし、である。

今日、リハビリに行ってみると、「あああ…」
小生を担当しているHさんが肩の後ろを触って、「こっちこっち。」
肩の後ろをやんわり押してもらうと「あぁ、快感ですねえ。」
Hさん、「あはは」と豪快に笑う。

Hさん、「バリバリですねえ。何かやりました?」
「はい、2日間、砂金掘り。」

一瞬の沈黙。

むべなるかな。
砂金掘りである。Hさん、どうリアクションしていいのか困っている。フツーの社会人が砂金掘りをするなんて想像しにくい。でも、砂金掘りをやったことは事実である。
気を取り直したHさん、「ああ、そうですか。」とスルーし、「でもかたいですね。」

肩の筋肉がかたくなっていて、Hさんも気になっている様子。
それでも、リハビリ計画とは違う部位のため、積極的にはリハビリできない様子。一応、肩のこりをほぐすストレッチ体操を教えてもらった。

さて、どうなるかな。
とはいっても、毎年のことなので、自然に治すしかないのだけれど…。

2013年10月14日月曜日

体育の日

今日は体育の日。

とはいえ、体育の日といえば10月10日に決まっている。(笑)

たいいく‐の‐ひ【体育の日】
国民の祝日。1966年制定。東京オリンピック大会開会の日に因んで10月10日としたが、2000年より10月第2月曜日。[広辞苑第6版]


2000年から10月第2月曜日に移されたというから、もう13年も経過しているのに、いまだに体育の日と聞けば10月10日を思い浮かべてしまう。

こちらが変化できないのか、それとも変えた方が悪いのか。

2013年10月13日日曜日

たまにあることではあるが。

今日から大学祭。

雨そして強風。
いやー、寒かった。
10年もやっていると、こんな経験は過去にもあったが、それでもやっぱりツライ。

明日は晴れて欲しい。

オープニング時は13.3℃

お昼に12.3℃。

最後は10.7℃。

雨男の仕業だな、こりゃ。(苦笑)

2013年10月12日土曜日

10年目の砂金掘り

明日から大学祭。
そして明日・明後日は砂金掘り。
今年で10年目。

お天気は明日は雨がちで最高気温の予想が13℃。明後日は雨は降らなさそう。

さて今年も頑張るか。

2013年10月11日金曜日

悩ましい問題

テレビのニュースで、到達度テストを導入する方向であることが報道されていた。
大雑把にいえば、高校在学中に2回の到達度テストを実施し、さらに大学入試の際に大学独自の面接などを行って意欲などを測定して合否を判定するらしい。

高校時代に統一的な試験を受験することで、客観的な学力の到達度を測定できることは悪いことではない。すでに多くの高校(ニュースでは6割)が到達度テストを実施しているので、導入に障害は少ないという。

しかし、これを導入すると、希望する大学に入学するために到達度テスト対策が目的化する恐れがある(ニュースでもコメントしていた)。つまり、塾などでも学校の勉強よりは到達度テストのための対策を行うことになる。これはこれで高校教育の矛盾を生むような気がする。

しかも、現在、高校が任意で導入している到達度テストは、親がその高校の成績と到達度テストの乖離を知ることで、その高校の評価(個人の評定平均)と全国の高校生とのレベルの差を知ることができるが、全国統一で到達度テストを実施すれば、高校入試の段階でおのずと到達度テストで高い実績を持つ高校を選択することになる。

さらに、推薦やAOでの利用ができるとも報道していたが、推薦基準が到達度テストベースとなり、高校ごとに設定している推薦基準は役に立たないことになる。そうなると、高校の評定平均がまったく無意味となる。

一部の進学校(高校)や競争倍率が高い大学では到達度テストは役立つとは思う。しかし多くの高校や大学では、到達度テストでの「輪切り」に合い、とくに大学では、客観的に見て一定水準に達していない生徒を受け入れざるを得ないという事態が生じる可能性がある。

このように考えると、受け入れ側にとってメリットはあまり大きくないように感じる。

そうならないようにするためには、到達度テストで一定水準に達していない生徒たちを高校側でさらに教育し、大学に送り出すという対策と努力が必要であろう。
でもそのような対策を取ると、やっぱり到達度テストが目的化してしまう。

個人的には、高校生レベルの基礎学力の習得という意味で、到達度テストには一定の評価をしているが、それでも全国統一で実施するということになると、判断に困るというのが、本音である。

2013年10月10日木曜日

秋空

今日は朝から快晴の空。
気温もそれほど低くないので絶好の行楽日和だった。
今日ほどお休みの人が羨ましいと思ったことはない(と、いつも思っているのだが)。

そういえば、ということで写真を数枚。
勤務先にはさりげなくいろいろが木々が植えられている。今までは気付かなかった(通り過ぎていた?)木もある。
最近、そんなところにも目が向くようになった。
トシか。

きれいな花を付けていたが名前が分からなかったのが、これ。
どちらも萩であるという(FBの「友達」に教えていただいた)。
花が独特の形をしていて、これが風に揺れていると、なかなか風情がある。


シラハギらしい

ミヤギノハギらしい

かつて聞いたことがある名前だが、どんなものが見たこともなく(見ていても眼中になく)、『これがミヤギノハギなのかぁ』と感慨。

そして今年は妙にナナカマドの実がステキ。(笑)



木々の紅葉がなかなか進んでいないし、紅葉の仕方があまりきれいではないように見える今年。
ナナカマドだけは元気なようだ。

2013年10月9日水曜日

一刀両断はいいけれど

夜、AMラジオを聴きながら自室の片付けをしていた。

「日本が経済的危機に瀕しているということを考えれば、消費税増税は遅きに失している。エジプトと同じだ。でも税率を上げることを内外に知らせることで、日本は財政問題と闘っていることを知らせる効果はある」と、実に歯切れのいいコメントをするお方。

『この声、どこかで聞いたことあるけどなあ。』

なおも続ける。

「政府が法人税を下げても賃金は上がらない。政策が間違っている。」(ふむふむ)
「政府が企業に直接働きかけても賃金は上がらない。政策が間違っている。」(ホホー)
「マズイのは円安。これを食い止めなければ賃金が上がっても豊かさは実感できない。」(なるほど)

『分かるような気がする。』

「では、どうすれば賃金が上がるでしょうか?」とスタジオのアナウンサー。
「それは、新産業を生み出すこと。これしかない!」(たしかに)

「では、どうすれば新産業を生み出すことができるでしょうか?」とアナ。
「分かりません!」

『レレレ』

「では、どうやって新産業を見付ければいいでしょう?」とスタジオ。
「新産業が成立するためにはいくつもの失敗がある。失敗の中から生き残ったものが新産業になる。産業振興のために規制を緩和することが大事だ。」

電話を通して歯切れ良くコメントするお方は、超有名なエコノミスト(マネタリストかな)だった。

前段の部分は『たしかにそうだ』と頷ける内容だったが、後段は、『それはどうなんだろう?』と思わないでもない。
小生とて妙案があるわけではないので安易に批判はできないが、いくつもの失敗が失業や貧困を生み出すのだし、これが新産業だと確立するまでには相当の時間を要する。それまで待ち続けなければならないというのだろうか。

若者よ、就職などせずに自分で会社を興しなさい、あなたの失敗は国のためになるので、あなたは我慢しなさいということなのだろうか。

ちょっと上から目線のような…。

でも、やっぱりラジオは面白い。

2013年10月8日火曜日

ラジオ

今日はバンシン。

いつもと違って「いいんじゃないでしょうか」ということで、チャンチャン。
と思いきや、細かく指摘する委員はいるもので、その意見を伺っていると『なるほどそうだよなあ』と得心がいく。

ただこんな会議に出席していると、いつも『本当にラジオって必要なのか』と自問する。
想像するに、今の若者はほとんどラジオを聴いていない。であるとすれば、ターゲットは必然的に絞られてくる。ターゲットを絞ると、その聴取者向けの選曲なり構成になって当たり前。
しかし、局側としては、同じ傾向の番組が続くとこれはこれで不安になる。

考えてみれば、今の世の中、曲を聴かせることを中心にするか、それとも語りを聴かせるか、それしかないように思う。音楽好きに訴求するか、得がたい情報を発信するか。単に個人的な話をダラダラと垂れ流すだけの番組は自分から進んで聴こうという気にはならないと思う。それは過去の話だ。

聴いて価値がある番組は、話している方が価値のある内容を取り上げているのであり、価値があるからそこにスポンサーが付く。

今回の番組は、まだスポンサーが付いていないようであったが、委員全員が高評価だった。こんなことは小生が参加して初めて。こんな番組が残るのだろう。

でもやっぱり、聴くのは小生以上の年代かも…。(苦笑)

2013年10月7日月曜日

さらばカノンちゃん

先週のとある夜。

PCで文書を作成し印刷しようとした家人。
小生のPCデスクの上にあるカノンちゃん、エラーランプ点滅。
『誤操作だな』と思いつつリセットする。

『おや?』

エラーランプ点滅のまま。
リセットしないので電源スイッチをOFFにする。

プリンタの中のインクホルダーが数回動いたあと電源が切れた。それと同時に、かすかにすえたニオイ。

「まずいんじゃないのぉ?」

その後、何度電源スイッチを押してもONにはならなかった…。

思い返せば、その1週間か2週間ほど前、インクを1本交換した際、そのインクだけ残量表示が使えなくなっていた。それでも作業上問題なく使っていたが、これが予兆だったのか。

カノンちゃんが我が家の一員になったのは2005年12月。
爾来8年近く働いてくれた。それがあっさりと役目を終えることになった。

そして今日。
新しく仲間入りしたのがセイコーさん。
自宅でプリンタを使うようになってこのかた、ずっとカノンちゃん姉妹とお付き合いしてきたが、少し調べてみるとどうもカノンちゃん姉妹の評判がよろしくない。セイコーさんもインクの減りが早いなどとあまりいい評判ではないが、ここは気分一新、セイコーさんに来てもらうことにした。

あまり下調べをしていなかったが、久しぶりにセットアップをして驚いた。
まず、梱包を解いてインクタンクをセット。そして電源を入れるだけ。

『はぁぁぁあ?』

これで使えるのである。つまり、PCにつながなくても単体として使えるわけだ。
「もしPCにつなぎたければ次のステップに進んでね」という。

次に準備された選択肢は3つ。無線LANで使う、有線LANで使う、ケーブルで使う。
スゴイもんですねぇ。

我が家は、数台あるPCを有線LANと無線LANを使って1台のプリンタで使ってきた。
今回もこれで行きたいので、今までカノンちゃんに利用していたプリントサーバを接続。
『うまくいくのかな』とやや不安だったが、各PCにはサーバドライバ(ユーティリティ?)がインストールしてあるので、すぐにセイコーさんを認識して使えるようになった。

ありがたやありがたや

セイコーさん自体が無線LANで使えるので、もしかするとプリントサーバなしでも同じ環境設定ができるような気もするが、手間暇かけているゆとりもなく、 何よりプリントサーバは元気に仕事をしているのだから、もうしばらく頑張ってもらうことにしよう。


お疲れさま、カノンちゃん

2013年10月6日日曜日

それなりに楽しく

午前中、仕事のため勤務先へ。
今日は大学院の入試のため、受験生の姿がチラホラ。でもうちの研究科には受験生がいない…。

今年は紅葉があまり綺麗ではない。中庭もなんだか中途半端な感じ。

落ち葉を撮影。(笑)

午後からは自宅に戻ってお仕事。なかなかうまくまとまらず一時停止。(苦笑)

夕方、娘たちを誘って夕陽を見に行く。
昨日は見事な夕焼けだったので今日も期待したが、燃えるような夕焼けにはお目にかかれなかった。

グラデーションはなかなかのもの。

でも、いい色であることには違いがない。

こんなものも食べた。

2013年10月5日土曜日

痛し痒し

いたしかゆし【痛し痒(かゆ)し】
搔(か)けば痛いし、搔かねばかゆいしの意。片方をたてれば、他方に差し障りが生ずるという状態で、どうしたらよいか迷うときにいう。どのようにしても結局自分に具合の悪い結果になる。[広辞苑第6版]

インターネットバンキングの話。
ほぼ使っていない(かつて使っていた)銀行からセキュリティカードなるものが送られてきた。
見れば、マトリクス状になりひとつひとつの枠に2ケタのアルファベット・数字が記載してある。
その銀行とインターネット上で取引するときに使うワンタイムパスワードである。

インターネットバンキングを最初に利用したのはスコットランドに滞在していたときである。
初めはサービスがなかったが、途中でインターネットで残高が確認できるようになったとアナウンスがあり、「こりゃ便利」と飛びついた。
彼の地ではいわゆる通帳というものがなく、数ヶ月に1回の割で取引明細書が送付されていた。わずか1年の滞在であるにもかかわらず、入出金がどんな状態かを知るのが4回か5回では心許ない。最初はこれが流儀と割り切っていたが、新しもの好きの小生、インターネットバンキングを始めることにした。
これが便利だったのは、問い合わせがトップページからできたことである。言葉で正しく伝えることは難しくても、文章にすれば、辞書を引きながら文章を作成することもできるし、何より先方のいったことが証拠として残る。これで何度かやりとりをした記憶がある。

その後、日本の銀行でもインターネットバンキングが普及し始め、利用することにためらいはなかった。
しかし、インターネットそれ自体が爆発的に普及し、それに伴って悪さをする輩も出てきた。これに対応するため、銀行側でもあの手この手でセキュリティを強化し始めた。
入出金明細を確認するために、最初は便利だと思って利用していたインターネットバンキングではあったが、IDとログインパスワードを数ヶ月同一にしたままだと、「変えなさい!」といわれるし、IDもパスワードも、それぞれに「安全性が低いので変えなさい!」と叱られるようにもなった。

銀行で記帳しなくてもいいという手軽さで始めたインターネットバンキングだったが、手軽さを追求するとセキュリティ上問題になり、いわれたとおりにセキュリティを強化すると手軽さが失われる。

それでもたまに利用していたが、今回はセキュリティカードである。
銀行側で強制的にワンタイムパスワードをスタンダードにしたわけである。

インターネットバンキングのヘビーユーザならばいざ知らず、小生のように入出金明細を確認するだけのユーザにしてみれば面倒この上ない。

「だから私は使わない」「だったらやめてしまえば?」という声が聞こえてきそうだが、そう簡単には手を引けない。

この先、セキュリティカードを使う機会があるのかどうか分からないが、ここまでやっても悪さをする輩はいなくならないのだろうなぁ。

いっそのこと、世界的にインターネットそれ自体をやめてしまえ!(って、それは困る)

2013年10月4日金曜日

分かってはいたが…

ある学会で部会を立ち上げることになった。
そして事務局から、ほんの○万円程度の活動費が支給されることになった。

「活動費を送金しますので口座番号をお知らせください。」

数日前、事務局から案内があった。

『個人の口座に振り込んでもらって管理した方が面倒がなく楽だな』と思いつつも、重鎮にお伺いを立ててみた。
すると、口座を開設した方がいいとのアドバイス。

『やっぱりそうだよなー』とは思っても、手続きの面倒さを知っているだけに気が進まない。
でも開設しなければ活動費を受け取れない。

逡巡しながらも、今日午後、時間が取れたので最寄りの銀行で手続きしてきた。

ご相談コーナーに手招きされた小生は、まずは法人チェック。
法人ではないが、任意団体なのか、人格なき社団なのか、5つほどの項目をチェックして判定するらしい。
「犯罪収益移転防止法の改正で手続きが面倒になってあいスイマセン」と謝られても困る。こちらが臨むことはただひとつ。可能な限り早く手続きを終えて欲しいこと。

「部会の規約などはありますか?」

そう来ると思って、先月行われた理事会の資料を持参した。

「ここが部会関係です。」

と指を指しても、先方にはあまりピンとこないらしい。
そもそも学会それ自体が何物なのか、分かってない様子。(笑)

しかし、学会の設立年月日も分かるし、部会の活動内容も分かるので問題なし。

一通り手続きを終えて、「ちょっと待っていてください。」

このなんちゃら部会とやらが、本当に清く正しく美しい団体なのかを、専門の部署に確認するという。待つこと十数分。

「OK出ました!」

『やれやれ』と思いつつもあとは通帳を作るだけと思っていると、「もうひとつ、伺うことがありました。」

銀行口座の使い道と、組織の業種である。

銀行口座の使い道は、もちろん部会費入金である。「その他」に記入。
困ったのは組織の業種。
該当のものはない。小売業、違う。卸売業、違う。運送業、違う… 「その他」に○を付けたものの、うまい言葉が浮かばない。教育業?違う。
結局、「研究」の二文字を書く。行員さんも釈然としないながら「そうですよねぇ」と同意。

この他にもいろいろ細かいことがあったが、最後は無事通帳をもらった。
Ⅲ講目が終わるちょっと前に勤務先を出て、Ⅳ講目が終わる頃帰ってきた。窓口で申し出て通帳を受け取るまで正味90分だった。
すでにシャッターが降りていたので、帰りはVIP待遇で銀行を出たのであった。(苦笑)

2013年10月3日木曜日

こんなこともあるのか。

米作家のトム・クランシーが亡くなった。
66歳。
大学生の頃、『レッドオクトーバーを追え』『レッドストームライジング』を読んだ。実によくできた作品で、当時の世界状況をうまく取り入れた作品。『レッドオクトーバーを追え』は映画も観たが、これは駄作。(笑)

ところで今朝の話。
今日は公共交通機関を利用しての出勤。
最寄りのバス停には2つのバス会社が停車するが、これまでは一方が来ると乗車しなかった。しかし共通ICカードの導入によって、どちらに乗車してもカードで支払いができるようになったので、早く到着した方に乗ることができるようになった。

今朝、今まで乗車してなかったバス会社のバスが先に到着。
当然のように乗車。
だがしかし!
このバスにはICカードリーダが設置されていなかった…。

乗車してからすぐに下車するわけにもいかず、そのまま乗車。
財布の中には小銭はない。1野口は持っていたのでそれで支払うことができたが、想定外。

ICカードリーダってすべてのバスに付いているわけではないんですね。

2013年10月2日水曜日

時期が外れていると思っていたのだが。

今年参加を予定している学会のうち、一番最後となる大会プログラムが届いた。
1ヶ月ほど前に司会をお願いされたが、日程全体が分からなかったので、プログラムが届いてからフライト・ホテルの予約をしようと思っていた。
加えて、時期的には秋から冬への「端境期」でもあり、こちらが予定したフライト・ホテルが取れるとも思っていた。
しかも、当番校が都心から外れていることもあり、フライト・ホテルの心配よりも、どうすれば最短ルートで当番校を往復できるかに関心があった。

ここまで書けばお分かりのように、フライトこそ予定どおりに予約できそうだが、問題はホテルである。
2泊するうち、2泊目がどこもかしこも「×」。
たしかに週末の連泊なので、混み合うことは覚悟の上だったが、『どうして?』と首をかしげてしまった。

しかし、答えはすぐに見つかった。

スカイツリーである。

小生の眼中にスカイツリーはなかったが、宿泊を希望するホテルは、いずれもスカイツリー至近。
きっと、ハイシーズンを外しながらも、週末を利用してスカイツリー観光を予定している方々が多いに違いない。

いつもは代替ホテルをひとつ書いて予約手配をお願いしたが、今回は4つリストアップした。当然、第4候補は開催大学まで「時間的」に遠くなる。
さて、この4つのどれかでも取れればいいのだが。


2013年10月1日火曜日

眠れぬ夜

昨夜の話。

「USB(フラッシュメモリ)がない!」

仕事を終えて、『そういえば』と思い出して、ショルダーバッグに入っている(はず)のUSBフラッシュメモリを探す。ちょっとした作業をするためだ。

しかし、ショルダーバッグにUSBが見つからない。

このUSB、大容量なので、勤務先と自宅との間で大きなファイルを持ち歩くときに使っているもの。
そこに入れておいた130MBほどのファイルで作業をしようと思ったわけだ。
バッグを変えたばかりだし、見落としがあるかもしれないと、バッグの中のものをすべて出しても見あたらない。

『いつが最後だったかな』と思い出す。

大阪での学会の際、報告するPPTXを入れておいた。
予定では、PCをつないでそこに入れておいたPPTXを利用する予定だったが、他の報告者が大学側が準備したPCにUSBからファイルをコピーしていたので、しかもセッティングの時間的ゆとりもなかったので、小生も持参したUSBに万が一と思って保存しておいたファイルをコピーした。

『コピー後、たしかにバッグに戻した(入れた)ハズだが…』

しかし、それでもショルダーバッグにUSBが見つからない。

『学会後に使ったかな』と再度履歴を思い出す。

学会で使ってわずか10日。
その間に使ったとすれば、勤務先で、昨夜作業をしようとしたファイルを使ったような…。
ただ、記憶が定かではない。

いずれにしても、ない。

こうなると、悪いことを考えてしまう。

学会会場で落としてしまったのか。だとすれば運が良ければ小生のところに連絡があるハズ。しかし運が悪ければ…。
移動中に落としてしまったのか。これまた運が良ければいいが、悪用される可能性が高くなる。
勤務先でなくしたのか。これであれば、悪用される可能性は少ないだろうが、しかし、何が起こるかわからない。

このUSBに入っているデータは、落としても差し支えないファイルばかりではある。
たとえば、学会報告用のファイル。あるいは講義録。いずれもバックアップ用に入れているだけだ。基本的にこれしか入っていない。
しかし、『もしかすると…』と不安になるファイルが入っていた。それが昨夜作業をしようと思っていたファイル。
一時的に入れておいて、作業が終われば削除しようと思っていたファイルだった。個人名が特定されるようなファイルではないが、おなじUSBに小生の所属と名前が入った学会報告用のファイルがあるので、悪さをしようとすればいろいろできそうな感じ。

『マズイ…』

悪意のある第三者の手に渡り、ネット上で晒されたりしたら…。

『ただでは済まないな…』

こんなことに思い悩みつつ、布団に入ったが、なかなか寝付けない。

『ヤバイ…』

寝付けないまま、光明にすがる。(笑)

『きっと研究室にある』

今日は朝一の授業。
早めに出勤。でも雨。嗚呼。

研究室に到着後、部屋を見回す。
落ちていない。置き忘れてもいない。

そして最後に、すがるように重要なUSBを入れている場所を確認すると…

あった!

何のことはない、研究室で授業の準備をしたり、他の作業をしていて、そのUSBを使用し、他のUSBと一緒にしまっていたのであった。

雨降りの一日だったが、終日気分良く仕事ができたのはいうまでもない。